👤 スタッフ未選択
📜 今日のCredo ▶ 一覧
I
理念・あり方
私たちが存在する理由。理念・MVV・約束・Credo で「Root cap らしさ」を共有する。
🌟
II
技術・検査
再現性のある臨床。検査原則・症状判定・カイロ理論・自律神経・産前産後まで。
🔍
III
育成・運用
人を育てる仕組み。新人ガイドと施術チェックリストで成長を後押しする。
🌱
🌟 理念・価値観
🌟
理念CORE
私たちが存在する理由
🧭
MVV
Mission Vision Values
🤝
患者様への約束
患者対応の指針
💚
スタッフへの約束
人事方針・成長指針
📜
Root cap Credo
行動規範10ヶ条
⚡ 最重要 — 即時参照
🩺
症状判定フロー
13主訴の臨床推論
カイロアジャストまで
🔍
基本の検査方法
問診から評価・治療方針まで
検査の順番で確認できる
💪
短縮筋
姿勢変位別・部位別
短縮筋一覧
🔬 治療理論
🦴
カイロ理論
サブラクセーション理論
🕸️
アナトミートレイン
12筋膜ラインの理論と適応
🤰
産前・産後ケア
マタニティ・産後の評価とケア
🦴
筋肉・神経一覧(3D)
筋肉・支配神経+Anatomy 3D Atlas
📋 評価・問診
🗣️
症状確認・問診
6ステップ問診マニュアル
📖
治療原則・基本検査方法
Root capの強みと考え方+検査の流れ
🌱 スタッフ向け
🌱
新人ガイド
入社後の学習ロードマップ
施術チェックリスト
毎回の施術前後確認
💡 使い方のヒント:
スマホ画面の下部ナビゲーション(横スクロール)または左上のメニュー(≡)からも全ページにアクセスできます。
🧩 患者×先生 すり合わせツール(対話型・v120で統合)
下の主訴カードをクリックすると対話型の検査ツールがこの画面内に開きます。患者の主観と先生の客観を別々に入力 → 自動すり合わせ → 一致/食い違い判定 → PREP説明文を生成します。 📂 すり合わせツール 一覧を開く(全12項目)
📝
STEP 0:問診・症状確認(①〜⑦)と「必須プレチェック(アトラス×骨盤/骨盤リスティング)」は 治療原則・基本検査方法(または 症状確認・問診)に集約しました。プレチェック → 問診①〜⑦で主訴を絞り込んでから、下のトリアージ/症状名・部位の選択へ進んでください。
🧭 トリアージ:複数部位が関わる時の優先順位 原因の絞り込み
「腰も膝も痛い」「肩も首も手も…」など複数部位の訴えがある時に、どこから評価・施術するかを決める手順です。痛む場所=結果/真犯人は上流の一側がRCの大原則。
📌「上流/下流」とは からだを川にたとえた言い方です。
上流=体の中心(背骨・骨盤など体幹)に近い側… 原因が起きやすい側。
下流=手足の末端… 痛み(症状)が出やすい側。
つまり「痛む下流」ではなく「原因の上流」から整える、という意味です。
1
体軸を最優先(アトラス × 骨盤)
どんな組み合わせでも、まずアトラス×骨盤を確認・調整。土台が崩れたまま末端を触っても戻る。陽性なら全症状でアトラスへアプローチ。
2
痛む場所ではなく「上流」から
下肢の症状(膝・足・股・坐骨神経痛)→ 腰部・骨盤帯から評価。上肢の症状(手・肘・肩・腕のしびれ)→ 頸部・肩甲帯から評価。痛む末端ではなく、体幹に近い側=上流を先に整える。
3
連鎖の向きで結ぶ
上行性:足部回内→膝外反→骨盤前傾→腰椎前弯(足元の崩れが上へ)。下行性:頭部前方・巻き肩→頸部・上肢(頭・首の崩れが下へ)。複数部位が一本の連鎖上に並ぶなら、連鎖の起点(多くは骨盤 or アトラス)が真犯人。
4
一側に収束させる
複数部位の痛みでも原因は一側に収束する。各部位の左右差・最逸脱(ゴールデンライン)を取り、共通の原因側を1つに絞る。絞れない=検査の取り直し(両側性・食い違いは答えにしない)。
5
施術順:体軸 → 近位の大関節(中心側)→ 遠位(末端側)
近位=体の中心に近い側(=上流)、遠位=手足の先に近い側(=下流)
アトラス×骨盤 → 腰/骨盤・頸/肩甲帯(近位の大関節)→ 膝・肘 → 足・手(遠位)。各部位の詳細は下の主訴カード/症状名で探すから、すり合わせツールで主観×客観を確認。
🎯 迷ったら:「一番強い痛み」ではなく「最も上流で、左右差が大きい部位」から。そこを整えて他部位の症状が軽減すれば、原因の確度が上がる(デモで体感共有)。
🔎 症状名で探す
症状名・俗称から該当の部位ツールへ。キーワードで絞り込めます(例:しびれ/捻挫/四十肩)。
肩こり・首こり 寝違え 腕・手のしびれ 背部痛(肩甲間部) 緊張型頭痛 腰痛・ぎっくり腰 坐骨神経痛 殿部痛・梨状筋 股関節痛・弾発股 膝痛・変形性膝 四十肩・五十肩 テニス肘(外側上顆炎) ゴルフ肘(内側上顆炎) 手首痛・腱鞘炎 ドケルバン病 手根管症候群 足首の捻挫・不安定 足底筋膜炎 アキレス腱痛 外反母趾 自律神経の乱れ 不眠 めまい・ふらつき 産後の骨盤・尿漏れ 妊娠中の腰痛・恥骨痛
📋 部位で選ぶ(主訴カード)
🦴
① 頸部・背部
首こり・肩こり・上肢の神経症状(腕の痺れ)含む
💪
② 腰部
腰痛・下肢の神経症状(坐骨神経痛)含む
🦿
③ 股関節
🦵
④ 膝関節
🦴
⑤ 肩関節
四十肩・五十肩
💪
⑥ 肘関節
テニス肘・ゴルフ肘
⑦ 手関節
🦶
⑧ 足関節
🧠
⑨ 自律神経
📖 見抜き方・検査・アプローチ(自律神経ページ)
👶
⑩ 産後矯正
🤰
⑪ マタニティー矯正
🧩
⑫ 全身/複数部位
全12項目すべてに対話型すり合わせツールを紐付けました。カードをクリックすると、この下にツールが開きます(同じ画面内)。
※ ①頸部・背部に「肩こり・腕の痺れ」、②腰部に「坐骨神経痛」、⑤肩関節に「四十肩」、⑥肘関節に「テニス肘・ゴルフ肘」を統合(重複カードを整理)。スウェイバック(姿勢)は②腰部の評価に含めます。
⚠️
基本原則:短縮筋にアプローチ → 骨格調整の効果が持続する。伸張筋(弱化筋)を強化するより先に、短縮筋をリリースする。
※ ここで誤解しないために:「短縮筋にアプローチ」と言いますが、短縮筋は「結果」であり、本当の原因は神経伝達異常(サブラクセーション)です。短縮筋を入口に、上流の神経・椎骨まで整えるのがRCの考え方です(詳しい因果は下記で解説)。
📎 略語の読み方(筋膜ライン) 以下のカードに出る【 】内はアナトミートレインの筋膜ラインです。 SFL=前面(スーパーフィシャル・フロントライン)/ SBL=後面(スーパーフィシャル・バックライン)/ LL=側面(ラテラルライン)/ SPL=らせん・回旋(スパイラルライン)/ DFL=深層前面(ディープフロントライン) 詳しくは ▶ アナトミートレイン(AT理論) を参照。
なぜ「短縮」と「伸張」が同時に起こるのか
🧠
サブラクセーション(関節の不整列や機能不全)が起こっている部位では、関与する筋肉は単純に一方向(短縮のみ/伸張のみ)に変化しません。「短縮する筋肉」と「伸張(弱化)する筋肉」が混在し、筋バランスが崩れた状態になります。短縮筋をリリースする際は、この前提を理解した上で取り組んでください。
1. サブラクセーションに対する筋肉の2つの反応
過緊張・短縮(Hypertonicity)
関節のズレや不安定性を補強しようとして、特定の筋肉が常に「オン」の状態(収縮しっぱなし)になる。これが一般的に言われる「コリ」や「硬結」。
抑制・伸張(Inhibition / Weakness)
対照的に、拮抗する筋肉(反対側の筋肉)や、神経伝達が十分に届かなくなった筋肉は、うまく力が入らず「弱化」したり、引き延ばされた「伸張」状態になる。
2. なぜ両方が起こるのか|神経生理学的なメカニズム
A
相反抑制(Reciprocal Inhibition)
一つの筋肉が過剰に短縮(収縮)すると、その裏側にある筋肉(拮抗筋)に対しては「緩め」という信号が送られる。その結果、一方は短縮し、もう一方は伸張・弱化するというアンバランスが固定化される。
B
逃避反射と防御反応(ガーディング)
サブラクセーションによる痛みや違和感を避けるため、身体は無意識に特定の筋肉を固めて関節をロックしようとする。
🎯
プロとしての見極め|短縮筋リリース時の前提
サブラクセーションがある部位では、「短縮して硬くなっている筋肉」をリリースするだけでは不十分です。
短縮している筋肉:緊張を解き、柔軟性を取り戻す必要がある。
伸張・弱化している筋肉:神経のサイクルを正常化し、正しく収縮できるようにする必要がある。

カイロプラクティックのアジャストメント(矯正)の目的は、サブラクセーションを取り除くことで神経干渉を解消し、筋肉の「短縮」と「伸張」のバランスを自然な状態(ホメオスタシス)に戻すこと。短縮筋リリースは、その全体プロセスの一部であることを忘れずに取り組んでください。
神経伝達が整うと、短縮筋はどうなるのか
神経伝達が正常化されると、脳からの「過剰な収縮命令」が解除されるため、短縮していた筋肉も本来の長さを取り戻し、伸張・弱化していた筋肉にも適度な張りが戻ります。筋肉が勝手に硬くなっているのではなく、「脳と神経系が、その筋肉を硬くし続ける理由がある」という視点が重要です。
なぜ神経伝達が良くなると短縮が取れるのか|3つの体内変化
1
ガンマ運動ニューロンの鎮静化
筋トーンを調整する「ガンマ運動ニューロン」回路が、サブラクセーション刺激で暴走し「常に縮め!」と信号を送り続けている。アジャストで干渉が消えると異常信号が止まり、筋肉は「もう頑張らなくていい」と判断して弛緩する。
2
防御性筋収縮(ガーディング)の解除
関節が正しい位置にないとき、身体は周囲の筋肉を硬くして「天然のギプス」を作る。これが短縮筋の正体であることが多い。関節機能が回復し脳が「ここは安全だ」と認識すれば、防御指令は即解除される。
3
相反神経支配の正常化
「一方が縮み、一方が伸びる」アンバランスが、神経の交通整理によって解消される。短縮していた筋肉は緩み、伸張・弱化していた筋肉には適度な張りが戻る。このセットが同時に起こることで、全体の筋バランスが整う
「揉んでほぐす」との決定的な違い
アプローチ 仕組み 結果
マッサージ等 筋肉そのものを物理的に圧迫して無理やり伸ばす。脳からの「縮め」命令は止まっていない。 時間が経つと元の短縮状態に戻る(戻り現象
神経伝達を整える 筋肉をコントロールする「大元(脳・神経)」のスイッチを切り替える。原因の命令そのものを変える。 内側から自然にフワッと緩み、持続性がある
💡
結論|短縮筋は「結果」、神経伝達異常が「原因」。
神経伝達を整えることが、短縮筋を根本から解放する最短ルート。アジャスト直後に患者の可動域が劇的に変わる・筋硬結が瞬時に消えるのは、まさにこの神経系のリセットが起きている証拠です。
頸部の短縮筋(姿勢変位別)
頭部 前方変位
前頭部→前屈短縮
短縮
胸鎖乳突筋・斜角筋・舌骨上筋群(短縮orF伸張)・後頭下筋・僧帽筋下部
伸張
頸長筋・頭長筋・頸部伸筋群全般
頭部 後方変位
後頭部→後屈短縮
短縮
後頭下筋群・頭板状筋・頸板状筋(大後頭直筋orF伸張)・後頭下筋
伸張
前頸筋群・頸長筋・頭長筋
頸部 右側屈変位
右側屈筋短縮【SFL・LL】
短縮
右胸鎖乳突筋・右斜角筋
伸張
左胸鎖乳突筋・左斜角筋
頸部 右回旋変位
右回旋筋短縮【SBL・LL】
短縮
左胸鎖乳突筋・左頭頚半棘筋・右後頭下筋群・右板状筋
伸張
右胸鎖乳突筋・右頚半棘筋
肩甲骨の短縮筋(姿勢変位別)
肩甲骨 外転変位
巻き肩・前方変位
短縮
大胸筋・広背筋・前鋸筋中部線維(広背筋短縮→背中から腰にかけて全体的な張り感が出ている方に多い)
伸張
菱形筋・僧帽筋中部線維
肩甲骨 内転変位
肩甲骨が背骨に寄る
短縮
菱形筋・僧帽筋中部線維
伸張
大胸筋・小胸筋・前鋸筋
肩甲骨 挙上変位
肩が上がる・頸部後屈時に挙上
短縮
肩甲挙筋・小胸筋・僧帽筋上部線維
伸張
僧帽筋下部線維(頚部後屈時に肩甲挙筋付着部に疼痛→DFLアプローチ)
肩甲骨 下制変位
肩が下がる
短縮
僧帽筋下部線維(促通)
伸張
肩甲挙筋・僧帽筋上部線維
肩甲骨 前傾変位
肩甲骨が前に倒れる
短縮
小胸筋・上腕二頭筋(抱っこ・重い物を持つ人等に多い)
伸張
大菱形筋・小菱形筋
肩甲骨 上方回旋変位
肩関節外転時のROM制限
短縮
小菱形筋・下部前鋸筋
伸張
大菱形筋・上部前鋸筋
肩甲骨 下方回旋変位
肩甲骨が下方回旋する
短縮
大菱形筋・上部前鋸筋(促通)
伸張
小菱形筋・下部前鋸筋
胸郭の短縮筋(姿勢変位別)
💡
胸郭に関与する主な筋:横隔膜・腹直筋・外腹斜筋(反対側回旋)・内腹斜筋(同側回旋)・腹横筋・大腰筋・腰方形筋
胸椎後湾 / 胸郭前方変位
猫背・胸椎後弯増強
短縮
腹直筋・腹横筋・横隔膜・大腰筋・腹斜筋群(自律神経の影響あり:呼吸が浅い方・力が入りやすい方に多い)
伸張
脊柱起立筋(胸椎部)・広背筋
胸郭 右回旋変位
右が後方・デスクワーク・座位姿勢不良に多い
短縮
左大腰筋・右内腹斜筋・左外腹斜筋
伸張
右大腰筋・左内腹斜筋・右外腹斜筋
胸郭 後方変位
骨盤に対して胸郭が後方に偏位
短縮
内腹斜筋
伸張
腹直筋・大腰筋
骨盤帯の短縮筋(姿勢変位別)
💡
PSIS-ASISをつないだ正常角度は12度。ASIS-恥骨はフラットな関係。TH12-腸骨稜の距離をチェック。
骨盤 前傾変位
反り腰・腰椎前弯増強
短縮
大腿直筋・腸腰筋・腰方形筋・大腿筋膜張筋・起立筋・縫工筋
伸張
ハムストリングス・大殿筋・腹直筋・腹筋群
骨盤 後傾変位
フラットバック・腰椎後弯
短縮
ハムストリングス・大殿筋・腹直筋
伸張
大腿直筋・腸腰筋・腰方形筋
骨盤 右回旋変位
時計回り(右前方・左後方)
短縮
右恥骨筋(大腿神経 L2-4)・左外旋筋群(仙骨神経 L4-S2・閉鎖神経 L3-4)
伸張
左恥骨筋・右外旋筋群
骨盤 右側屈変位
右が下方に下がる
短縮
右外転筋・中殿筋(上殿神経 L4-5)・左内転筋(閉鎖神経 L3-4)・左腰方形筋(腰神経 TH12-L1)
伸張
左外転筋・右内転筋・右腰方形筋
骨盤 右側方変位
右へ横方向にシフト
短縮
右大腿二頭筋長頭(坐骨神経 L5-S3)・左半腱様筋・左大腿四頭筋・左内腹斜筋
伸張
左大腿二頭筋・右半腱様筋・右大腿四頭筋
💡
患者説明のポイント:「首が原因で腰が痛い」という因果関係を、ATラインを使って自信を持って説明する。患者様の納得感が次回予約につながります。
主要ラインの概要と特徴
SBL
スーパーフィシャル・バックライン
足底 → 後頭部(背面全体)
主な筋肉
足底腱膜・短趾屈筋 / 腓腹筋・アキレス腱 / ハムストリングス / 仙結節靭帯 / 脊柱起立筋 / 帽状腱膜
特徴・臨床ポイント
  • 抗重力ライン。遅筋線維主体で直立姿勢を支える
  • 短縮しやすく→足背屈制限・膝伸展制限・骨盤前傾制限の原因に
  • 目の疲れ・後頭部のコリはSBL全体の緊張と連動
  • 急性腰痛で前屈時↑・座位↓なら下肢SBLを疑い、腓腹筋付着部・リスフラン関節へアプローチ
SBL走行図
SBL 走行図
(背面・青色がライン部位)
SFL
スーパーフィシャル・フロントライン
足趾 → 大腿四頭筋 → 腹直筋 → 胸鎖乳突筋(前面全体)
主な筋肉
前脛骨筋・大腿四頭筋 / 腹直筋 / 胸骨筋 / 胸鎖乳突筋 / 頭皮筋膜
特徴・臨床ポイント
  • SBLと主動筋/拮抗筋の関係。前後バランスの要
  • 立位時は恥骨で上下ラインが連結し一本化。座位では分離して機能
  • 短縮→ヘッドフォワード・胸腹部短縮・呼吸制限
  • 現代人は屈曲優位(屈曲9:伸展1)でSFLが短縮しやすい
SFL走行図
SFL 走行図
LTL
ラテラルライン
足部外側 → 腸脛靭帯 → 外腹斜筋 → 肋間筋 → 胸鎖乳突筋(外側全体)
主な筋肉
腓骨筋 / 腸脛靭帯・大腿筋膜張筋 / 外腹斜筋 / 内・外肋間筋 / 頭板状筋・胸鎖乳突筋
特徴・臨床ポイント
  • テントのワイヤー役。体の左右バランスを静的・動的に安定させる
  • 外側X字:外腹斜筋〜股間筋が連動し、歩行時の回旋にも関与
  • ラテラルスラスト・ドゥシェンヌ歩行など左右問題症例は必ずチェック
  • SPL・FFLとも深く関連し3ラインの相互作用が強い
LTL走行図
LTL 走行図
SPL
スパイラルライン
後頭部 → 菱形筋 → 前鋸筋 → 腸脛靭帯 → 前脛骨筋 → 仙骨(螺旋状)
主な筋肉
板状筋 / 菱形筋 / 前鋸筋 / 外・内腹斜筋 / 大腿筋膜張筋・腸脛靭帯 / 前脛骨筋 / 長腓骨筋
特徴・臨床ポイント
  • 全身を螺旋状につなぎ、回旋・ねじれのストレスを担う
  • 菱形筋〜前鋸筋の連動が肩甲骨の安定を決定する
  • 腹斜筋クロスがASISまで関与し骨盤アライメントに影響
  • 水平面評価に必須。骨触診+短縮評価+可動チェックで判断
SPL走行図
SPL 走行図
DFL
ディープ・フロントライン
後脛骨筋 → 内転筋群 → 腸腰筋 → 横隔膜 → 縦隔 → 頸長筋(深層コア)
主な筋肉
後脛骨筋・長趾屈筋 / 内転筋群 / 腸腰筋・腰方形筋 / 横隔膜 / 縦隔・壁側胸膜 / 斜角筋 / 頸長筋・舌骨筋
特徴・臨床ポイント
  • 全ラインで最も深層。線ではなく3次元コア構造を形成
  • 横隔膜-腰方形筋-腸腰筋の連動で呼吸リズムと歩行リズムをつなぐ
  • 自律神経節と連絡し交感/副交感バランスにも関与
  • 表層ラインを整えてから深層へアプローチするのが基本
DFL走行図
DFL 走行図
BFL/FFL
ファンクショナルライン(BFL/FFL)
対側クロスパターン:歩行・投擲・蹴り動作で機能
主な筋肉
BFL:広背筋 / 仙骨筋膜 / 大殿筋 / 外側広筋
FFL:大胸筋下縁 / 腹直筋鞘外側 / 内転筋
特徴・臨床ポイント
  • 対側クロスパターン。歩行・投擲・蹴り出し動作で機能
  • BFL:右広背筋+左大殿筋+左大腿二頭筋の連動(振り抜き・歩行)
  • FFL:右大胸筋下部+左内転筋の連動(蹴り出し・斜め押し)
  • 広背筋と大殿筋の交差部が胸腰筋膜に緊張をもたらし腰椎を安定させる
BFL/FFL走行図
BFL 走行図
IFL
同側ファンクショナルライン
広背筋 → 外腹斜筋 → 縫工筋 → 鵞足(同側連動)
主な筋肉
広背筋(最外側線維) / 外腹斜筋 / 縫工筋
特徴・臨床ポイント
  • BFLとは逆の同側連動ライン
  • 広背筋最外側線維が外腹斜筋と強く連結し、縫工筋〜鵞足へ連絡
  • 鵞足炎・同側の腰痛・股関節痛との関連を考慮
アームライン(上肢4ライン)
💪
アームライン(AL)の臨床的な考え方
  • ラインの数が多いので、大まかに親指側のラインと小指側のラインで考える
  • フロントラインは短縮しやすい(DFAL・SFAL)
  • バックラインは弱化しやすい(DBAL・SBAL)
  • 親指側のDFALの使いすぎはあまりおすすめしない
  • 逆に小指側のDBALは積極的に使おう。DBALは上肢を使うとき肩甲骨が土台になり安定する
SFAL
スーパーフィシャル・フロントアームライン
大胸筋・広背筋 → 前腕屈筋群 → 手掌
骨のつながり
鎖骨内側1/3・肋軟骨・下位肋骨・胸腰筋膜・腸骨稜 / 上腕骨内側線 / 上腕骨内側上顆 / 手指掌側面
筋肉のつながり
大胸筋・広背筋 / 内側筋間中隔 / 手指屈筋群 / 手根管
SFAL スーパーフィシャル・フロントアームライン
SFAL 走行図
DFAL
ディープ・フロントアームライン
小胸筋・烏口腕筋 → 前腕深部屈筋 → 手指
骨のつながり
第3〜5肋骨 / 烏口突起 / 橈骨粗面 / 橈骨形状突起 / 舟状骨・大菱形骨 / 母指外側
筋肉のつながり
小胸筋・鎖骨胸筋筋膜 / 上腕二頭筋 / 橈骨骨膜・橈骨前縁 / 外側側副靭帯 / 母指球筋
DFAL ディープ・フロントアームライン
DFAL 走行図
SBAL
スーパーフィシャル・バックアームライン
僧帽筋・三角筋 → 外側筋間中隔 → 前腕伸筋群 → 手背
骨のつながり
後頭骨・項靭帯・胸椎棘突起 / 肩甲棘・肩峰・鎖骨外側1/3 / 上腕骨三角筋粗面 / 上腕骨外側上顆 / 手指背側面
筋肉のつながり
僧帽筋 / 三角筋 / 外側筋間中隔 / 手指伸筋群
SBAL スーパーフィシャル・バックアームライン
SBAL 走行図
DBAL
ディープ・バックアームライン
菱形筋・棘下筋 → 上腕三頭筋 → 前腕・手背深部
骨のつながり
肩甲骨内側縁 / 上腕骨頭 / 尺骨肘頭 / 尺骨茎状突起 / 三角骨・有鈎骨 / 小指外側
筋肉のつながり
菱形筋・肩甲挙筋 / 肩回旋腱板筋 / 上腕三頭筋 / 尺骨筋膜 / 小指球筋
DBAL ディープ・バックアームライン
DBAL 走行図
部位別・見るべきATライン一覧
症状・部位 見るべきATライン 確認ポイント 関連する神経支配
腰痛 SBLBFL/FFLDFL ハムスト・足底腱膜・脊柱起立筋(SBL)/広背筋・大臀筋(BFL)/大腰筋・横隔膜(DFL) 坐骨神経(L5-S2)・脊髄神経後枝・胸背神経(C6-C8)・下殿神経(L5-S2)・横隔神経(C3-C5)
肩こり・頸部痛 SBLSFLDFLLTL 後頭下筋・脊柱起立筋(SBL)/胸鎖乳突筋・胸骨筋(SFL)/斜角筋・舌骨筋群(DFL)/頭板状筋・側頸(LTL) 副神経(XI)・頸神経(C1-C5)・横隔神経(C3-C5)・大後頭神経(C2)
頭部前方変位 (ヘッドフォワード) SFLSBLDFL 胸鎖乳突筋・胸骨筋・腹直筋の短縮(SFL)/後頭下筋(SBL)/頸長筋・斜角筋(DFL) 副神経(XI)・C1-C6頸神経・肋間神経(TH7-TH12)
反り腰・骨盤前傾 SBLSFLDFL 仙骨結節靭帯〜ハムスト(SBL)/大腿四頭筋(SFL)/大腰筋・腸骨筋(DFL) 大腿神経(L2-L4)・坐骨神経(L5-S2)・腰神経叢(L1-L4)
呼吸が浅い・自律神経症状 DFLSFL 横隔膜・心膜・斜角筋・舌骨周囲(DFL)/胸〜腹部の短縮(SFL) 横隔神経(C3-C5)・迷走神経(X)・交感神経幹・C5-C8頸神経
産後の不調・骨盤底 DFLBFL/FFL 骨盤底筋・大腰筋・横隔膜・内転筋(DFL)/胸腰筋膜(BFL/FFL) 陰部神経(S2-S4)・閉鎖神経(L2-L4)・腰神経叢(L1-L4)
膝痛 SFLSBLBFL/FFLLTL 大腿四頭筋・膝蓋骨下腱(SFL)/腓腹筋〜ハムスト結合部(SBL)/外側広筋(BFL)/腸脛靭帯(LTL) 大腿神経(L2-L4)・坐骨神経(L5-S2)・上殿神経(L4-S1)・伏在神経(L3-L4)
体幹回旋制限・ねじれ姿勢 SPLBFL/FFLIFL 内・外腹斜筋・菱形筋・前鋸筋(SPL)/広背筋〜対側大臀筋(BFL)/縫工筋・広背筋外側縁(IFL) 肋間神経(TH7-TH12)・胸背神経(C6-C8)・背側肩甲神経(C5)・大腿神経(L2-L3)
側方変位・O脚X脚・骨盤側方傾斜 LTLSPL 腸脛靭帯・大腿筋膜張筋・腓骨筋・外腹斜筋・肋間筋(LTL)/螺旋ストレス(SPL) 上殿神経(L4-S1)・浅腓骨神経(L5-S1)・肋間神経(TH7-TH12)
足底筋膜炎・アキレス腱炎 SBL 足底腱膜・腓腹筋・アキレス腱の短縮(SBL) 脛骨神経(L4-S3)・内側/外側足底神経(脛骨神経枝)
目の疲れ・頭痛 SBLSFL 後頭下筋・脊柱起立筋・帽状腱膜・前頭筋(SBL)/頭皮筋膜(SFL) 大後頭神経(C2)・小後頭神経(C2)・C1頸神経・三叉神経(V)
肩こり・テニス肘・上肢挙上痛 SBAL 僧帽筋〜三角筋〜外側筋間中隔〜手指伸筋群(SBAL) 副神経(XI)・腋窩神経(C5-C6)・橈骨神経(C5-T1)
肘内側痛・ゴルフ肘・手指屈筋 SFAL 大胸筋・広背筋〜内側筋間中隔〜手指屈筋群〜手根管(SFAL) 正中神経(C6-T1)・尺骨神経(C8-T1)・胸前神経・胸背神経(C6-C8)
肩前面痛・胸郭出口症候群・母指CM痛 DFAL 小胸筋・鎖骨胸筋筋膜〜上腕二頭筋〜橈骨〜母指球筋(DFAL) 筋皮神経(C5-C7)・正中神経(C6-T1)・腕神経叢全体・内側・外側胸前神経
肩後面痛・小指側のしびれ・肩甲骨内側 DBAL 菱形筋・肩甲挙筋〜肩回旋腱板〜上腕三頭筋〜尺骨〜小指球筋(DBAL) 背側肩甲神経(C5)・肩甲上神経(C5-C6)・腋窩神経(C5-C6)・橈骨神経(C5-T1)・尺骨神経(C8-T1)

🎯 Root cap 基本原則

  • 張り = 伸張固定。痛みの場所=原因ではない。真犯人は反対側の短縮筋。
  • 短縮筋 → 支配神経 → サブラクセーション の流れで原因部位を特定。
  • カイロプラクティック理論に基づき、最終的な治療ターゲットは 椎骨アジャストメント
  • アトラス × 骨盤の関係性は全症状で必ずチェック。アトラス1mmズレ=骨盤1cmズレ。陽性ならどんな症状でもアトラスアプローチ必須。
  • 骨盤関与症状(アトラス陽性・腰痛・膝痛)では骨盤リスティング必須。膝痛は骨盤変位→大腿軸ズレ→膝アライメント崩れの連鎖を考慮。
💡 「短縮筋 → 支配神経 → サブラクセーション」の読み方(例)
この矢印は「順番にたどる思考の流れ」です。例として右肩の症状なら:
①痛む場所は結果(右肩=伸ばされて固まっている側)→ 真犯人は反対の短縮筋を探す

②その短縮筋を支配する神経をたどる(どの神経レベルが関与しているか)

③その神経が出る椎骨のサブラクセーションを触診で確認 → そこがアジャストのターゲット
※神経レベル・椎骨は症例ごとに評価します。ここでは「痛む場所そのものではなく、上流の短縮筋→神経→椎骨をたどる」という流れを示しています。
🌟
Root capの強み:骨格(カイロ)+筋肉(短縮筋)+筋膜(AT)への両方アプローチ。筋肉のみのアプローチは自分自身でコントロール可能だが、骨格へのアプローチは当院に来院しないとできない。
患者様へのゴール
患者自身が自分の身体を理解し、自分でケアできている状態にする。それでも自分でもコントロールが出来ない状態は当院で施術を行う。
治療の3原則
1
伸張固定(痛みを伴う&筋肉が弱化)
骨格は患者が訴えている箇所に疼痛が出ている場合がある
2
短縮固定(治療をしなければいけない場所)
患側・健側側の確認&有無
3
骨格・筋肉・神経の何が原因か確認
評価により3つの軸から原因を特定し、最適なメソッドを選択する
検査の注意ポイント
  • 患者の反応や声で評価をしない
  • 患者が訴えている箇所を明確にする(痛みの部位がどの関節or筋肉なのか?どんな痛みなのか?鋭敏なのか?深部なのか?)
  • 正しい検査・正しい可動域を知る
  • 正しい部位を正しい肢位・正しい場所で触診する
  • 治療対象となる支配神経もチェックし施術を行う
  • 筋膜の関連性を知る(例:関節・筋膜組織など)
  • 患者様の身体の状態を3Dでイメージして体現する。
🎯 必須プレチェック(全症状共通) 最重要
すべての症状に共通する 2つの必須チェック です。問診の前または並行して必ず実施してください。
アトラス × 骨盤の関係性チェック(必須)
📌 理由:
アトラス(第一頸椎・C1)が1mmズレると、骨盤は1cmズレる
⇒ 体軸全体に影響するため、どんな症状でも必ずチェック。

🔬 検査方法:
  1. 患者をベッドに背臥位にする
  2. 膝関節を90度屈曲、良肢位でセット
  3. 患者自身に右と左に膝を倒してもらう
  4. 左右差を観察
📊 判定:
  • 左右差なし → 陰性の可能性あり
  • 左右差あり → 陽性の可能性あり
陽性の場合の対応:
  1. アトラスの変位を確認
  2. 正しい方向へ誘導
  3. 正しい方向に誘導したまま患者に左右に膝を倒してもらう
  4. 左右差がなくなる or 動きやすくなる場合
    体軸が崩れていると判断
  5. どんな症状であってもアトラスへのアプローチを必ず行う
骨盤リスティング(骨盤関与症状で必須)
📌 対象となる症状:
  • 頸部痛
  • 腰痛
  • 膝痛
  • アトラス陽性の場合
⇒ これらの症状では 骨盤リスティングを必ず実施 してください。

🦵 膝痛の場合の重要原則:
骨盤の変位がある → 大腿軸が必ずズレている → 膝関節のアライメントが崩れている
⇒ 膝関節周囲の症状の方は 必ず骨盤リスティングをし骨盤周囲を治療
覚えておくこと:
・どんな症状でも、まずアトラス × 骨盤の関係性を確認
・アトラス陽性・腰痛・膝痛では骨盤リスティング必須
・上記2つは Root cap の絶対ルール
📝 STEP 0:問診・症状確認の流れ 主訴選択前に実施
💡
主訴を選ぶ前に、必ず以下の①〜⑦のステップで問診・症状確認を行います。
※詳細は 症状確認・問診ページ を参照。
🗺 全体の流れ(今どこにいるか)
①〜⑤ 問診・視診・動診・触診 症状判定フロー(STEP 1〜11)で主訴を特定 ⑥ 治療アプローチ ⑦ PREP法で説明
※ ①〜⑤の検査まで進んだら判定フローへ。フロー完了後に⑥⑦へ戻ります。
ヒアリングⅠ
「身体の状態は如何ですか?」
事前にカルテ確認+表情・顔色・動作観察。運動/趣味/仕事/姿勢を聞く。新症状は5W1Hで確認。
ヒアリングⅡ
「特にどのような状態・動きで症状を感じますか?」
疼痛箇所と誘発動作・場面を具体的に確認。
例:歩いている時に、右足を上げた時に仙腸関節に痛みが出る
⚠️
痛み・違和感・硬い等の訴えは筋肉・神経・関節のどれかを必ず判断すること
視診(Rootcap理論ベース)
ゴールデンラインを指標に全身視診
・横:耳・肩峰・股関節・膝関節・外果
・正面:耳・肩峰・腸骨稜・股関節・膝関節・足関節(内果と外果を結んだ線)

視診+可動で骨格を立体的にイメージし、誘発部位を予測する。
動診
全症状 必須検査項目
⑴ 頸部:前屈・後屈・右回旋・左回旋・右側屈・左側屈
⑵ 体幹:回旋・側屈
⑶ 体幹:前屈・後屈
⑷ アトラスの変位と骨盤の関係性チェック
💡
⑴〜⑷の検査後、前後・左右差の可動域をインプットし、患者様の身体の状態を3Dでイメージして体現する。
触診(Rootcap理論ベース)
①〜④で絞った部位を左右差・筋硬結・圧痛部位を明確に触診。
→ 筋肉性疼痛 / 神経性疼痛 / 関節性疼痛のどれかを確認する。
⚠️
何となく・予測のみの触診はNG。必ず実際に触診すること。
①〜⑤の検査をもとに治療アプローチ
🟡 筋肉性疼痛の場合
短縮筋に手技でアプローチ → 短縮筋・伸張筋どちらがサブラクセーションかをテスト法で検査 → 該当筋のサブラクセーションにアプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ
🔵 神経性疼痛の場合
神経根(サブラクセーション)にアプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ
🟢 関節性疼痛の場合
関節(サブラクセーション)に直接アプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ
評価&説明&治療方針(PREP法)
専門用語+分かりやすい解説を加え、姿勢・表情・身振りも意識して説明。
「あなたの身体の痛み&悪い原因は〇〇です」と明確に伝える。
📋 PREP法の順番
P
結論
R
理由
E
具体例
P
結論
💡
症状確認の①〜⑤まで行ったら、症状判定フローで主訴を選択し「STEP 1〜11」の判定フローへ進みます。
判定フロー完了後は、⑦ 評価&説明&治療方針(PREP法)で患者様に原因と治療方針を共有してください。
🔗 関連ページ
▶ 症状判定フロー ▶ 症状確認・問診 ▶ 短縮筋 ▶ アトラス(C1) ▶ カイロ理論
🌟
「therapist(治療家)が憧れる仕事を、この沿線から実現していく。」(ビジョン2031)
知識があり、技術があり、常に笑顔でかっこいいNavigatorが集まる院を目指しています。痛み・悩みを取ることは当たり前。その先の、患者様が自分の体を理解し自らの力で前進できる体験を常に考えてください。
🎯
ゴール:6ヶ月で独り立ち。入社から6ヶ月で、問診→評価→施術→PREP説明→次回計画まで一人で一通り回せるNavigatorになる。技術だけでなく、理念(自立支援・一生涯の寄り添い)を体現できる状態を目指す。
🗓️ 6ヶ月 育成ロードマップ(3フェーズ)
1
フェーズ1:基礎を体に入れる(1〜2ヶ月)
到達目標:院内ルール・接遇・問診の型を身につけ、短縮筋アプローチの基本ができる。
・理念/ビジョン2031/Credoを自分の言葉で語れる
・問診(症状確認5分・問診15分)の流れを型どおり実施
・ゴールデンライン視診と動診の基本/短縮筋リリースの基本手技
・接遇・身だしなみ・敬意ある言葉(先生としての立ち居振る舞い)
新人
2
フェーズ2:原因を特定し説明できる(3〜4ヶ月)
到達目標:筋肉・骨格・神経の鑑別ができ、PREP法で原因と方針を説明できる。
・神経支配→サブラクの流れを理解/触診で原因部位を特定
・カイロ理論・アトラスの基礎/アナトミートレインの基礎
・痛む場所≠原因を、PREP法で因果関係として説明
・その場で改善実感(NRS=痛みを0〜10で答えてもらう数値スケール。10→1〜3)を出す
中級
3
フェーズ3:独り立ち(5〜6ヶ月)
到達目標:一連の流れを一人で完結し、自立支援・次回計画まで主導できる。
・手技+カイロの二本立てを組み合わせて治療
・すり合わせツール(全12項目)で主観×客観をすり合わせ、方針を決める
・セルフケア指導・来院計画の提示・一生涯の寄り添いの視点
・施術チェックリストを自分で満たせる/後輩に1つ教えられる
独り立ち
🔁
各フェーズ末に振り返り(1on1):「できるようになったこと」「次の課題」を院長・先輩と確認。チェックリストと施術チェックリストで到達度を客観評価する。
📚 月別の学習ページ順
時期主に読む・実践するページ到達の目安
1ヶ月目理念/MVV/Credo/治療原則・基本検査方法Root capの考え方を語れる・問診の型を覚える
2ヶ月目短縮筋/症状確認・問診/施術チェックリスト短縮筋アプローチの基本・接遇が型どおりできる
3ヶ月目神経支配/カイロプラクティック理論筋肉・骨格・神経の鑑別ができる
4ヶ月目アナトミートレイン/症状判定フローPREP法で原因と方針を説明できる
5ヶ月目すり合わせツール(全12項目)/部位別評価主観×客観をすり合わせ方針を決められる
6ヶ月目産前・産後ケア/全体の総仕上げ一連の流れを一人で完結し独り立ち
▶ 理念 ▶ MVV ▶ Credo ▶ 治療原則・基本検査方法 ▶ 症状確認・問診 ▶ カイロプラクティック理論 ▶ 自律神経 ▶ 施術チェックリスト
🪽
6ヶ月は「教わる権利」を最大限に使う期間。先輩には「教える義務」があります。遠慮なく聞き、仲間の成長も一緒に喜びながら、家族や友人に自慢できる仕事へ。
🎬
YouTube「姿勢評価ラボ」(姿勢改善サロンRoots代表・高品昇平 先生)の動画を、当院のすり合わせツールと同じ部位区分で整理しました。臨床で必要な部位を辞書のように引いて学べます。各動画をタップするとYouTubeが開きます。
▶ 治療原則・基本検査方法▶ 短縮筋▶ 筋肉・神経一覧▶ マネジメント動画(管理者向け)
🧭
学ぶ順番の目安:まず「全身評価・動作分析・MMT(総論)」で型をつくり、次に主訴の部位を深掘り。「問診」は全部位に共通する土台です。
※本数・構成は作成時点(2026年7月)のチャンネル情報。動画は随時追加されます。
🪽
テクニックより「評価」。正しい評価ができれば治療は簡単になる ―― 患部だけでなく全身のつながりから原因を見抜く。まず総論で型を、部位で深掘りを。
チャンネル「姿勢評価ラボ」を開く(最新の動画一覧)YouTube
出典:YouTube「姿勢評価ラボ」@shiseihyouka(姿勢改善サロンRoots 代表・高品昇平 先生)
🧭
管理者・リーダー・幹部候補のための、組織づくり/人材育成/経営の学習ライブラリです。「自分がいなくても回る仕組み」「人が育つ仕組み」をテーマ別にまとめました。各カードをタップすると再生リストが開きます。
▶ 売れる治療家の科学▶ Navigator役割▶ 動画ライブラリ(部位別)
👑
この区分の使い方:まず「はじめの一歩」で全体像を、次に自分の課題テーマ(組織・育成・自主性・採用)へ。学びはNavigator役割の“成長のステップ”と紐づけて、来週の一手に落とし込みましょう。
🗂️
ジャンル別(全19項目)に細分化しました。気になるテーマから観てください。各ジャンルは代表動画を表示し、続きは「ほか○本」からチャンネル内検索で辿れます。
⏱️ 多忙脱却🤲 権限委譲⚙️ 仕組み化🏢 組織づくり🧭 理念🗓️ 会議👔 幹部🌱 人材育成🗣️ 部下との関わり🔥 モチベーション🚨 問題社員📊 人事評価🤝 採用🔗 離職♟️ 経営戦略💴 数字🧠 社長の在り方📚 マネジメント総論📖 必読書
🪽
現状維持は後退を意味する。管理者の学びは「知る」で終わらせず、仕組みに変えてこそ組織が動く。学んだ1つを、来週チームで試そう。
チャンネルを開く(最新の動画一覧)
YouTube →
出典:YouTube「BrainMarks」チャンネル(中小企業の組織づくり・人材育成)
🎯
このページの目的:リピート率向上 と 単価アップ。「破壊と構築 ― 第一印象・カウンセリング・購買心理・商品設計」の全10章を、“また来たい”(リピート率)“未来を売る”(単価)の2つの行動に落とし込みます。まずは下のセルフチェックで、自分に不足している点(伸びしろ)を見つけてください。
▶ 理念▶ MVV▶ Credo▶ Navigator役割▶ カイロ理論(第7章の連携)
🔍 セルフチェック(気づきシート)
💡
できている項目に □ チェック。未チェック=あなたの伸びしろです。下に達成率と「伸びしろ一覧」が自動表示されます(この端末に保存されます)。
🔁 リピート率を上げる行動0/8
💴 単価を上げる行動0/8
📊 全体達成率0%
🔁 「また来たい」を生む ― リピート率
💴 「未来を売る」 ― 単価アップ
🌱 あなたの伸びしろ(未チェック項目)
CHAPTER 1 / Destroy & Rebuild

第1章 破壊と構築

  • 今日は「患者様目線」で聞く。術者の目ではなく、来院した患者様の目で“院”と“自分”を見つめ直す。
  • テーマは『破壊と構築』。技術の話を聞きに来た価値観を一度壊し、「技術だけじゃない」と気づく。
  • ここで価値観が変われば、次章「第一印象が売上を決める」が深く刺さる。
CHAPTER 2 / First Impression

第2章 第一印象が売上を決める

  • 売れる/売れないの違いは技術・知識・経験ではなく「第一印象」。
  • 第一印象は3〜5秒で決まる(信頼できるか・安心できるか・任せられるか)。
  • 1人の患者様の後ろに250人(家族・友人・職場・ママ友・SNS)。満足は紹介に、不満は一瞬で拡散する。
  • 嗅覚は約0.2秒で大脳辺縁系(感情・好き嫌い・安心・警戒)へ到達。口臭・体臭・柔軟剤・院内の香り=環境整備が技術より先。
  • メラビアンの法則:視覚55%・聴覚38%・言語7%。「何を言ったか」より「どんな人だったか」を覚えている。
  • 非言語6つを整える:①姿勢 ②表情 ③笑顔 ④清潔感 ⑤声のトーン ⑥話すスピード(すべては“癖”)。
  • 患者様目線で院をチェック:スリッパ・受付・トイレ・院内の匂い。
  • 信頼は来院前から始まる:Instagram・HP・Google口コミ・LINE・電話対応・受付対応。技術の前に“安心感”を売る。
  • ワーク:自院で改善できる第一印象を3つ書き出す。
CHAPTER 3 / Counseling

第3章 信頼を生むカウンセリング

  • 人は論理ではなく感情・感動で決断する。目的は 共感 → 深掘り → 理想未来。
  • 45度ポジション(患者様の左顔が見える斜め45度に座る。正面は“対立”、45度は“並走”)/左方視バイアス(感情は左顔に出やすい)。
  • 共感の技術:✕「骨盤が歪んでいます」 ◎「それは大変でしたね」。“困りごと”の根を聞き、「改善したら何がしたい?」で未来を言語化してもらう。
  • ワーク:理想未来を引き出す質問を自分の言葉で考える。
CHAPTER 4 / Buying Psychology

第4章 治療家のための購買心理学

  • 人は感情で買い、理屈で正当化する。売るのは施術ではなく“未来=変化の物語”。ハロー効果(最初の印象が全体評価を決める)。
  • ①権威性:「肩こり整体」より「40代女性専門整体」。“誰の専門家か”を打ち出す。
  • ②社会的証明:推薦・TV/雑誌・症例・口コミ・ビフォーアフター。
  • ③希少性:「1日3名限定」「今月残り5名」。
  • ④損失回避:「痩せられます」より「今のままだと増える可能性」。+アンカリング(最初の価格が基準)。
  • ⑤一貫性:「痩せたら何をしたい?」→その未来に向けて提案する。
CHAPTER 5 / Why People Don't Act

第5章 患者様はなぜ行動できないのか

  • ダイエット・運動・姿勢改善…続かない。知識不足ではなく、行動できないだけ。
  • 必要なのは“伴走者”。痛みを取るのは当たり前。その先で、患者様が自分の身体を理解し自立していくのを支える。
CHAPTER 6 / Posture & Weight

第6章 姿勢改善とダイエットの関係

  • 姿勢の崩れが代謝を下げる3経路:猫背→呼吸量低下→酸素不足→代謝低下/巻き肩→胸郭制限→自律神経低下→活動量低下/骨盤後傾→お尻が使えない→基礎代謝低下。
  • 患者様へ:「痩せないのは意思が弱いからではなく、身体の“仕組み”の問題」。この一言が自己否定を解く。症例・ビフォーアフターで“変われる事実”を見せる。
CHAPTER 7 / Essence of Chiropractic

第7章 カイロプラクティックの本質

  • 姿勢は筋肉だけで作られない:脳 → 神経 → 筋肉 → 姿勢 → 代謝 → 体型。神経系がすべての出発点。
  • サブラクセーション=神経の流れを妨げる“ズレ”を整える/姿勢反射が無意識に姿勢をつくり直す。
  • 患者様への伝え方:難しい言葉を使わない。
  • ※ RC理論との連携:本章は当院のカイロプラクティック理論ページと整合します(RC理論の原文に準拠)。
CHAPTER 8 / Product Design

第8章 売れる商品設計

  • 施術を売るな、未来を売れ。「骨盤矯正+EMS」→「姿勢が良くなりポッコリお腹が改善する『3ヶ月集中コース』」。
  • フロントエンド(入口:姿勢分析・カウンセリング・体験整体)/バックエンド(本命:3ヶ月・6ヶ月改善プログラム)。マクドナルドの例で考える。
  • 売上=患者人数 × 客単価 × 通院回数。アップセル(格上げ)/クロスセル(追加:ボディメイク・小顔矯正など)。
CHAPTER 9 / Case Study

第9章 BODYDESIGNリアン 実例

  • ターゲットを40代女性・産後女性に特化=「誰の専門家か」を明確にし、権威性と共感を最大化。
  • ①価値は“変わる未来”を物語で伝える ②伴走者として継続をサポートし離脱を防ぐ ③症例・口コミで信頼を積み上げる。
CHAPTER 10 / Summary

第10章 まとめ ― 知っているとできるは別

  • 患者様は“技術”でなく“未来”を買っている/信頼がなければ売れない/心理学を理解すれば売り込みは不要/姿勢改善とダイエットは好相性/商品設計で売上は変わる。
  • 明日からやること:①第一印象を見直す(入口・受付・匂い・身だしなみ)②カウンセリングを変える(共感→深掘り→理想未来)③未来を売る(変化の物語を提示)。
  • 「分かる」と「できる」は、全く別のもの。
🧭
このチェックリストの軸:Navigatorの価値観=成長・誇り・貢献。患者が自分の体を理解し、自らの力で前進できる体験を1回ごとに積み重ねる。チェックは「やったか」ではなく「Navigatorとして体現できたか」で確認する。
① 施術前 ― 迎える準備(誇り・貢献)
  • ベッド周り・カーテン・院内を整え、次の人が使いやすい状態にした(Credo:整理整頓)
  • カルテ・前回の状態・主訴・治療計画を事前に確認した
  • 清潔感ある身だしなみ・敬意ある言葉・表情を整えた(先生としての立ち居振る舞い)
  • この患者の「ゴール(なりたい状態・将来の予防)」を1つ思い出してから入った
② 問診・評価 ― 聞く時間を長く(貢献)
  • 話す時間より聞く時間を長く取り、訴えを最後まで聞き切った(Credo:聞く)
  • ゴールデンラインで全体を視診し、痛む場所≠原因の視点で原因部位を予測した
  • 原因が筋肉・骨格・神経のどれかを、視診→動診→触診で実際に確認した(予測だけで触らない)
  • アトラス×骨盤の関係性をチェックした
③ 施術 ― その先へ(技術 × 貢献)
  • 短縮筋(手技)+偏位・サブラク(カイロ)の二本立てで、原因=上流から整えた
  • その場で改善実感(痛みNRS 10→1〜3、可動域の左右差)を患者に体感させた(Credo:相手の期待を超える)
  • 痛みを取るだけで終わらず、「その先(自分で理解し前進できる)」につながる一手を加えた
④ 説明 ― 因果関係で語る(PREP法)
  • PREP法(結論→理由→具体例→結論)で、原因と治療方針を明確に伝えた
  • 「なんとなく」ではなく、骨格・筋肉・神経のどれが・なぜ・どう関係するかを言葉にした(Credo:根拠を語れるプロであり続ける)
  • 専門用語+分かりやすい解説を加え、姿勢・表情・声のスピードまで意識した
  • 説明への質問・不安がないか確認し、一方的に終わらせなかった
⑤ 施術後 ― 自立と一生涯の寄り添い(成長・貢献)
  • 患者が自分でできるセルフケアを1つ以上伝えた(Credo:自立を支え、その先へ導く)
  • 来院頻度・治療計画を主導して提示し、次回につなげた(患者任せにしない/一生涯のホームドクター)
  • ベッド周りを整え、次の人へ気持ちよく引き継いだ
  • 患者様に「いつまでに・どんな状態を目指すか」を伝え、仲間には進捗・遅れを先に共有した(Credo:全員リーダー/期限と状態を明確に)
🧭 Navigator行動チェック ― 「導けたか」を行動で確認
「Navigate(導く)・Empower(自立させる)・Fly(可能性をひらく)」は抽象的になりがち。下の観察できる行動で「今日その患者をNavigateできたか」を判定します(Credo⑥「自立を支え、その先へ導く」の具体版)。
  • 患者が「自分でやってみます」「自分でできそう」という前向きな言葉・態度を見せた
  • セルフケアを回数・頻度を指定して指導した(例:「1日3回」など具体的に)
  • 次回来院までの「宿題(自分でやること)」を渡し、自立を促した
  • 「将来この痛みが出そうな時は、この体の使い方を」と予防の視点を伝えた
  • 痛みを取るだけで終わらず、「その先(鍛える・魅せる)」への一歩に触れた
⑥ 1日の終わりに ― 成長の振り返り(成長・誇り)
  • 今日、昨日より成長した点を1つ挙げられる(現状維持は後退)
  • お会計時、患者は来院時より明るい表情・前向きな言葉だった(感動・驚き)
  • 仲間の今日の成長ポイントを1つ挙げられる(仲間の成長を自分の成長と同じく喜ぶ)
  • 家族や友人に「これが私の仕事だ」と胸を張れる1日だった(therapistが憧れる仕事の体現)
🪽
Navigate, Empower, Fly. 1回の施術が、その人の人生への貢献。この積み重ねが「自らの力で羽ばたける社会」をつくる。
カイロプラクティックとは?
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(脊椎の図解)
脊椎を中心とした身体の構造と機能に注目した手技療法を特徴とするヘルスケア。主に脊椎やその他の身体部位を調整することにより、痛みの軽減・関節可動域や機能の改善・身体の自然治癒力を高めることを目的としている。哲学、科学、芸術の集まった自然の法則に沿った療法であり、脊椎構造・特に脊椎や骨盤に着われる異常に対して手を用いて矯正(アジャスト)し、生体の神経整理機能の改善を図り、健康の回復と増進に寄与する学問と治療法である。
トムソンテーブルとは?
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(トムソンテーブルの写真)
ニュートンの「慣性の法則」を利用したトムソン・ターミナルポイントテーブルを使用して、患者の体重とドロップメカニズムによって最小限の力で最も安全に脊椎及び骨盤・四肢・頸関節などを矯正する素晴らしいテクニック。女性や身体に障害を持っている方でも力を使わずに施術ができる。

各部位:C(サービカル:頸椎)・D(ドーサル:胸椎)・L(ランバー:腰椎)・P(ペルビック:骨盤)
サブラクセーションとは?
📷 画像を追加
(サブラクセーションの図)
カイロプラクティックの用語で、関節・特に脊椎の骨のわずかなずれや機能不全の状態を指す。完全に脱臼しているわけではないものの、正常な位置や動きから逸脱している状態。

位置の異常:骨格がわずかにずれている
動きの制限:関節の正常な可動域が制限される
神経系の影響:周囲の神経組織を刺激・圧迫し、神経の伝達を妨げる
全身への影響:痛みや不調だけでなく、様々な身体機能に影響
コンパンセーション(代償作用)とは?
📷 画像を追加
(代償姿勢の図)
サブラクセーションが引き起こす影響に対して、体はコンパンセーション(代償作用)と呼ばれる反応を示す。一つの部位の問題を補うために他の部位が過剰に働く状態。

筋肉の代償:周囲の筋肉が過剰に緊張し痛みや痙攣感を引き起こす。
姿勢の変化:不自然な姿勢を取ることで肩・腰・膝への負担が増大する。
全身への影響:慢性的な痛みや不調を招く。
自律神経の支配領域
神経支配領域主な機能
副交感神経 後頭骨〜C5 & 仙骨(仙腸関節含む) 休息・消化・回復(リラックス系)
交感神経 C6〜L5 活動・緊張・闘争逃走反応(活動系)
💡
自律神経は交感神経と副交感神経が互いに対する働きをすることで全身の血液や内臓の動きを補っており、体温・血圧・免疫・ホルモン分泌・消化などをコントロールしている。
※「交感↑」と「副交感↓」は近いが別物(オンが切れない/オフが効かない)。症状の仕分け→該当脊椎→アプローチの手順は ▶ 自律神経 を参照。
トムソンテーブル各部の名称
部位記号名称セッティングのポイント
Cサービカル(頸椎部)ヘッドピース下端より約2.5cm上方に下顎が位置するようにする。ノブ右で強く・左で弱く
Dドーサル(胸椎部)腰部を回すと腰部テンション強・胸部強。胸部を回すと胸部強・腰部弱
Lランバー(腰椎部)骨盤のセッティング。ノブ右で強く・左で弱く
Pペルビック(骨盤部)患者の腸骨前棱骨の約2cm上方にテーブル上端がくるようにする。必ずフットスイッチを踏んだ状態で操作する
リスティング方向と名称
リスティングとは=椎骨・骨盤の「ズレの方向」を決まった記号で表す表記法。下表の記号で評価・記録します。
記号読み方意味方向
Pポステリアposterior後方
Aアンテリアanterior前方
Sスーペリアsuperior上方
Iインフェリアinferior下方
Rライトright
Lレフトleft
Mメディアルmedial内方
EXエクスターナルexternal外方
INインターナルinternal内旋方向
骨盤ユニット分類
ユニット評価腸骨仙骨側弯
R+伸展時右短下肢〜屈曲時右長下肢右腸骨後下方〜左腸骨前上方S字
L+伸展時右短下肢〜屈曲時左長下肢左腸骨後下方〜右腸骨前上方逆S字
R-伸展時右短下肢〜屈曲時左短下肢右腸骨後下方〜内方前方逆C字
L-伸展時左短下肢〜屈曲時左短下肢左腸骨後下方〜内方前方C字
腸骨変位に伴う視診の変化
変位PSISの高さ腸骨稜臀溝臀部の重さ坐骨の触診臀部の触診
PI低い高い低い重い深い
AS高い低い高い軽い浅い
EX隆起し幅が狭い隆起している内旋しやすい
INなだらか外旋しやすい
座位での触診(浮腫・圧痛)
変位浮腫圧痛
PIPSIS内側の上部PSIS内側の上部
ASPSIS内側の下部PSIS内側の下部
EXPSIS内側全体PSIS内側全体
IN触れない鼡径部に痛みが出る
骨盤プラス・マイナスとは
骨盤プラス(五大法則)
短足側腸骨の後下方変位(PI)と長足側腸骨の前方変位(AS)の問題
骨盤マイナス
短足側腸骨の後方下方内方軸転変位(PIIN)と仙骨の前下方変位(AI)の問題
ディアフィールド・下肢長短測定法
準備
患者を外後踵骨〜内側まで目安に一直線になるようにする。ハンドレストに手を置くように指示する。母指を足底、四指は背側に持つ。上方へ軽く圧を加えることから足底を行う。
確認
膝関節伸展位・屈曲位の両方で患者の顔を左右に向かせ、その時の脚長差を見ていく。X-ディアフィールドとは:膝関節伸展時に脚が揃った状態で、屈曲時に脚長差が出る状態なので、どのカテゴリーに含まれるか分析をしなければ分からない状態である。
テクニック別・部位別アプローチ
部位偏位症状・特徴アプローチ
肩関節 AI偏位 肩関節のAI偏位が約85%で起こる。肩関節注後に痛みが生じる 骨盤を把持し上肢外旋の状態でPS方向へドロップする
肩関節 PS偏位 肩関節前面に痛みが生じる 骨盤を把持し上肢内旋の状態でAI方向へドロップする
肘関節(テニス肘) 橈骨側方偏位(尺骨側) 尺骨側偏位より好発。肘外側関節に疼痛、橈骨骨頭前に疼痛や圧痛がみられる。橈骨は後外方へ偏位する 橈骨を母指で把持し肘を伸展させつつ前後方へと押し込む
肘関節(ゴルフ肘) 尺骨側方偏位 尺骨がずれると肘内側上顆に疼痛が生じる。肘関節を伸展できなくなる。尺骨は後内方へ偏位する 尺骨を母指で把持し肘を伸展させつつ前後方へと押し込む
膝関節 大腿骨偏位(IN) 脛骨に対して大腿骨が内方(IN)偏位し内側が開いている状態。A-IN 大腿骨内顆が前方軸転している状態→膝の内側面に疼痛が出現。P-IN 大腿骨内顆が後方軸転している状態
膝関節 大腿骨偏位(EX) 大腿骨に対して脛骨が外方(EX)偏位し外側が開いている状態。A-EX 脛骨外顆が前方軸転している状態→膝の外側面に疼痛が出現。P-EX 脛骨外顆が後方軸転している状態
膝関節 膝蓋骨上方偏位 大腿骨・脛骨の矯正を行っても症状が改善しない場合は膝蓋骨を調べる必要がある。膝蓋上部に疼痛が生じる
股関節 各方向の偏位 股関節節の偏位のほとんどは骨格・椎骨を矯正する事により改善できる 検査(パトリックテスト)を行いどの方向に偏位しているのか確認する
足関節 中足骨・立方骨 足に色々な刺激が加わることによって足の骨は様々な方向へ偏位する。踵骨・距骨・舟状骨・楔状骨・中足骨などが偏位し偏平足の原因となる。中足骨は下方へ偏位する。足底部に水疱やタコが出現する。立方骨は外方へ偏位する。足全体に均一に体重をかけないで歩行すると偏位する
外反母趾 MP関節 ハイヒールを履く女性に多い。原因は母趾MP関節靭帯にある。中足骨骨頭が内方へ、基節骨が内方へ偏位し疼痛が生じる
両側頸椎症検・X-ディアフィールド分析法
🔄
両側頸椎症検
膝関節屈曲位でも脚が揃っているが、患者の顔を右に向かせると右脚が短くなり、左回旋させると左脚が短くなる。後頸骨の最上方(AS)偏位が原因。
📐
X-ディアフィールド分析法
顔を左右どちらかに向ける事によって脚長が揃った場合はXディアフィールド(右・左)頸椎症検となる。顔を向けても両脚が揃わない場合は骨盤マイナスの可能性が大きいので骨盤マイナスの圧痛点があったならXディアフィールド骨盤マイナスとなる。
📐 骨盤リスティング(カイロ理論との統合)
🦴
骨盤ユニットの評価と分類。腸骨・仙骨・側弯の状態から治療方針を決定します。
カイロプラクティックでは骨盤を「体軸の起点」として最重要視します。
骨盤ユニット分類
骨盤ユニット 評価 腸骨 仙骨 側弯
R+ 伸展時右足下肢〜屈曲時右長下肢 右腸骨後下方〜左腸骨前上方 S字
L+ 伸展時右足下肢〜屈曲時左長下肢 左腸骨後下方〜右腸骨前上方 逆S字
R- 伸展時右足下肢〜屈曲時左短下肢 右腸骨後下方〜内方 前方 逆C字
L- 伸展時左足下肢〜屈曲時左短下肢 左腸骨後下方〜内方 前方 C字
疼痛部位別・評価と可動チェック
疼痛部位 疼痛の左右差 症状 視診で診る箇所 可動のチェック項目
胸椎(下部) 左右なし 体幹屈制制限&疼痛・体幹屈曲時疼痛 胸椎の後弯 筋肉、体幹後屈時の可動
胸郭(上部) 左右なし 体幹屈制制限 頸部前屈 筋肉、体幹後屈時の可動
腰椎 左右なし 体幹後屈制限&疼痛・前屈時疼痛 腰部前弯・後弯 腰部前後傾
仙骨 左右なし 座位時の疼痛・前ML疼痛・仙骨前疼痛 前M・後模 骨盤リスティング
🔴 アトラス(第一頸椎 C1)

カイロプラクティックで最も重要視される骨。全身の健康と機能の要であり、「生命のゲート」とも呼ばれる存在。アトラス × 骨盤の関係性は全症状で必ずチェック

⚠️
最重要ポイント:アトラスがわずかでもズレると、頭の位置が正位置から外れ、その補正のために全身の骨格(背骨・骨盤など)が歪み、中心軸が崩れます。頭痛や肩の痛みなど、患部とは遠い部位の症状の根本原因となり得ます。
アトラスが「要」である3つの理由
1
頭部の土台・バランスの中心軸
第一頸椎は約5kgもある重たい頭部を直接支える土台。アトラスは脊椎の中でも最も可動域が広く、第2頸椎(軸椎)と共に頭部の前後左右の動きを可能にしている。この高い可動性ゆえに、他の椎骨よりもズレやすく、不安定になりやすいという弱点がある。
2
神経機能の司令塔・脳幹保護
アトラスは脳幹(延髄)の近くに位置し、呼吸・心拍・体温調節・ホルモン・睡眠・消化など全生命維持に不可欠な機能をコントロールしている。アトラスがズレると自律神経の乱れ・めまい・頭痛・不眠・免疫力の低下など多岐にわたる不調を引き起こす可能性がある。
3
自然治癒力の活性化(イネイト・インテリジェンス)
アトラスの構造的問題を正確に調整し神経圧迫を取り除くことで、神経伝達が正常化し、脳幹の働きが活性化され、乱れていた自律神経が整う。身体が本来持っている自然治癒力(イネイト・インテリジェンス)が最大限に発揮される。
アトラスの触診・基本
触診の基本ルール
仰向け
仰向けで触れるのが1番正確
座位
座位で触れる場合は必ず良肢位で行う
接触点
★乳様突起の一横指斜め前・乳様突起の縁を触れる事・人によりアトラスの場所が違うので注意!
偏位方向
前方・後方・側方・回旋・側屈
評価の手順(実践例)
1
C2〜C7の頸椎の並びを触診で確認
C7から触診をしていき頸椎の偏位を確認する
2
C5の偏位を確認
もしくは頸椎全体を左右に確認。C5が右に偏位している時にはもう1椎頸椎を右側に押せない
3
アトラスの可能性を確認
C5が右側屈している可能性が高い→アトラスは左に偏位しているかも(まだ予測の状態)
4
頸椎の並びを正しいポジションに戻す
頭部のポジションも正常な位置関係にする。ここで再びアトラスを触診すると偏位が判断し易くなる
5
施術前に必ずヒアリング・視診・触診の3つから判断
ヒアリング・視診・触診のうち2つが合っていなければ判断を見直す
主要な評価方法
👁️
姿勢分析(スタティック)
耳の高さ・目の水平線の傾き・肩の水平・骨盤の傾きを視覚的に評価。アトラスのズレが全身の代償姿勢として現れる。
🤲
動作分析(モーション)
C1-C2の可動域検査。首を回旋させた際の可動域制限・動きの左右差を確認。関節の遊び(ジョイント・プレイ)の異常も確認。
🌡️
神経学的機能検査
アトラスのズレが自律神経機能に与える影響を客観的に測定。皮膚表面温度測定・筋反射テストなど。
アジャストメント(トムソンテーブル)
💡
基本原則:最小限の力で最大の速度(インパルス)を生み出す。力を入れすぎると逆効果。
1
患者の体位設定(ポジショニング)
患者を横向き(側臥位)にセット。C1側を上にする。頭部をわずかに回旋または側屈させ、関節面をアンロックし正しいアジャストメントベクトルに乗せる準備をする。
2
接触点(コンタクトポイント)の確定
C1のズレの方向に基づき、横突起の側面か後縁などアジャストメントに最も効果的な「一点」を繊細な触診で特定。母指(親指)を用いて優しく触れる。
3
アジャストメントの実行(ドロップ&インパルス)
緊張の蓄積→ドロップ機構が作動する(ヘッドピースが瞬間的に落下)と同時に、素早く短いインパルス(衝動)を加える。
4
リコイル(Re-coil)
力を加えた直後、施術者の指はすぐにC1から離れる。骨格に余分な力が残るのを防ぎ、神経の解放を促進する。
⚠️
安全性について:アトラスへのアプローチは頸椎動脈や重要な神経組織へのリスクを避けるため、最小限の力・正確な角度・触診の熟練が必要。必ずヒアリング・視診・触診の3つを合わせて判断すること。
⏱️
目安時間:症状確認 5分 問診(初診) 15分
※このページは 治療原則・基本検査方法①〜⑦フロー(ヒアリングⅠ/ヒアリングⅡ/視診/動診/触診/治療アプローチ/PREP説明)に沿った、現場用の詳細版です。
症状確認をする前の心構え
項目内容
人としてあいさつは元気よく、感謝&御礼、愚口を言わない
目線相手の目を見て話す(見続けるのは相手に違和感を与える)
表情まゆげ、目、口角を意識し、話しの内容に合わせて大げさに表現する
正直できること&できないことは歯切れ良く伝える(特に語尾)
雰囲気姿勢、清潔感、話し方、相槌、リアクションのしかた、パーソナルスペースを意識する
一貫性約束、最初に評価したこと、治療期間など
挨拶
問診時
「本日問診を担当させて頂きます〇〇と申します。宜しくお願い致します。」
症状確認
「おはようございます。こんにちは。」と元気よく挨拶をしてから症状確認に入る
問診・症状確認の流れ
ヒアリングⅠ →「身体の状態は如何ですか?」
・必ず事前準備(カルテ&情報確認)をし、ベッドに座るまでに、表情、顔色、体調、動作等を確認してから症状確認に入る
・運動、趣味、仕事、何をしている事が多い方なのか?どのような姿勢で?
・新たな症状が出現した場合→5W1Hで確認する①
・症状が改善してきた方は…以前あった症状をベースに全可動域をチェックし誘発部位になり得る箇所の改善の提案をする
ヒアリングⅡ →「特にどのような状態&動き等で症状を感じますか?」
症状確認時に疼痛、辛い箇所の確認をし、その症状は特にどの場面、どの動き、どのような時にどう辛いのかを確認する
視診 →「Rootcap理論に基づいて視診を行う」
まずは症状関係なく、身体全体の視診を行い疼痛誘発の原因となる部位の予測を立てる

ゴールデンラインを指標とする
横:耳・肩峰・股関節・膝関節・外果
正面:耳・肩峰・腸骨稜・股関節・膝関節・足関節

視診と可動を組み合わせ患者様の身体(骨格)を立体的にイメージする
例)耳(右下がり)・肩峰(右下がり)・体幹右回旋・股関節(左下がり)・左大腿軸内旋・左下腿軸外旋・左回内足
→症状と①〜③をトータル含めどこが一番の誘発部位なのかを予測する
動診
視診で予測した部位(短縮固定)を中心に動診で確認する

頸部:前後屈、左右回旋、側屈
腰部:前後屈、骨盤左右回旋、胸郭側屈、回旋
肩関節:屈曲、伸展、外転、水平屈曲、結髪、結帯
手関節:背屈、底屈、回内、回外
膝関節:屈曲、伸展、内旋、外旋
足関節:内反、外反、屈曲、伸展
触診 →「Rootcap理論に基づいて触診検査&テストを行う」
①〜③の検査を基にし、予測が立てていた筋肉、関節、骨格等を触診する
※③で絞った部位を必ず左右差、筋硬結、圧痛部位を明確に触診すること
→何となくの触診、ここだろうと予測だけで実際に触診をしないのはNG
治療アプローチ →「①〜⑤の検査をもとに、筋・神経・関節のどれかで施術する」
🟡 筋肉性疼痛の場合
短縮筋に手技でアプローチ → 短縮筋・伸張筋どちらがサブラクセーションかをテスト法で検査 → 該当筋のサブラクセーションにアプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ

🔵 神経性疼痛の場合
神経根(サブラクセーション)にアプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ

🟢 関節性疼痛の場合
関節(サブラクセーション)に直接アプローチ → サブラクセーションが起こる箇所をカイロプラクティック施術でアプローチ
💡
共通の前提=痛む場所=結果/真犯人は短縮筋・上流のサブラク。原因は一側に収束。詳細な部位別判定は 症状判定フロー+すり合わせツールで。
評価&説明&治療方針 →「あなたの身体の痛み&悪い原因は〇〇ですとPREPを利用し説明する」
PREPの順番で話す
P(結論):結論から言うと〇〇が原因です
R(理由):その理由は・・・
E(具体例):例えば・・・
P(結論):なので〇〇が原因です

相手の立場に立って説明すること
・専門用語はあえて使う。ただし専門用語を相手が分かりやすいように解説を加える
・例)仙腸関節と言って骨盤の後ろに左右ある関節なんですが、頸椎と言って首の骨なんですが・・・
・姿勢、表情、身振り手振りを使い、相手が聞き取りやすい声・スピードで話す(ゆっくり&はっきりと伝える)

一方的な説明のみで終わらない
・説明に対しての質問&分からない、不安等ないか確認すること
当院の施術理論の説明(患者向け)
当院の施術の特徴はカイロプラクティック(骨格)をメインとしアナトミートレイン(筋膜)を融合した治療理論として施術をしていきます
痛みの部分のみだけではなく、全身を評価し根本改善に取り組みます
患者様の症状は改善するものなのか、しないものなのかをはっきりと伝えること
施術期間&来院頻度の目安
📅
施術期間と来院頻度について提示すること(患者様の安心につながるため)
※問診時に提示した期間と頻度が変わった場合は必ず変わる理由を伝え都度変更していく
対象来院頻度の目安
慢性疼痛 ステップ①3〜4回の施術を詰めていき、ステップ②週1回、ステップ③2週間に1回、ステップ④1か月に1回をトータル3か月間の施術
急性疼痛 ステップ①毎日(症状の程度による)、ステップ②週2〜3回、ステップ③週1回、ステップ④2週間1回、ステップ⑤1か月に1回施術でトータル3〜4か月
高齢者 ステップ①週2回を8〜10回、ステップ②週1回、ステップ③10日に1回、ステップ④2週間1回、ステップ⑤1か月に1回施術でトータル6か月〜10か月
💡
3ヶ月の定義:人の細胞周期が3ヶ月で入れ替わるため
健康保険の説明(問診のみ)
施術内容
電気&温熱→マッサージ→カイロプラクティックの順番
健康保険
辛い&痛みのある部分を施術(原則1週間以内の日常生活でのケガが対象。※慢性、仕事中、通勤のケガは対象外)
自費施術
オーダーメイドの全身施術
✍️
同意書サイン(問診のみ):健康保険の説明に同意して頂いたらサインと日付を本人もしくは親に書いて頂く
🧭
考え方は3ステップだけ:①問診で交感/副交感のどちらに傾いているかを1つに仕分け → ②普段の脊椎可動性・短縮筋の触診で見える化 → ③タイプに応じて2方向に整える。個々の症状名を暗記する必要はありません。
STEP 1|見抜き方:症状を2グループに仕分ける
タイプ問診で拾う症状(複数あれば傾き濃厚)
🔥 交感が高ぶる
(緊張モード)
不眠・寝つきが悪い/動悸・息切れ/イライラ・不安/のぼせ・発汗/慢性頭痛/肩・首の慢性緊張
❄️ 副交感が落ちる
(休息が効かない)
慢性疲労・倦怠感/冷え・末端冷感/便秘・下痢・胃腸トラブル/食欲不振・吐き気/めまい・ふらつき/低血圧・朝が弱い
⚡ 混在・変動症状が日や時間で変わる/呼吸が浅い・息苦しい
💡
症状名を覚えるのではなく「この人は緊張モードか/お休みが効いてないか」を1つ決めるだけ。随伴症状をセットで聞くと傾きが見える。
「交感↑」と「副交感↓」は同じでは? → 近いが別物です。交感↑=オン(活動)が切れない/副交感↓=オフ(休息・消化・回復)が効かない。重なって見えても、アプローチが逆(鎮める/引き上げる)になるため2グループで拾います。両方混ざる時は「混在・変動」。
STEP 2|検査:いつもの触診・動診で「見える化」する

特殊検査は不要。普段やっている脊椎可動性・短縮筋の評価の延長で、自律神経の所見を拾います(=どこが固まっているかを"見える化"する評価の段階。まだ施術方針ではありません)。自律神経症状の方は交感優位で緊張が続いた結果として胸椎が固まりやすい胸椎の可動性低下が出やすいこれは「胸椎=交感だから交感を上げる」という意味ではなく、固まった胸椎を緩めて整える手がかりです(基本は副交感を活性化して鎮める/STEP 3参照)。

診る場所意味(自律神経との関係)出やすい症状触れる短縮筋の例
後頭骨-C1(C0-C1)迷走神経=副交感の出口。可動性低下=副交感が働きにくい頭痛・めまい・不眠・自律神経全般の乱れ・首こり(後頭部)・吐き気後頭下筋群(C1)
C7-T1(頸胸移行部)星状神経節=顔面・上肢の血流(交感)顔・頭ののぼせ/手の冷え・しびれ・むくみ・発汗異常(顔面・上肢)斜角筋群・小胸筋(交感神経幹の近接)
上部胸椎 T1-T5心臓・肺の交感動悸・息切れ・胸の圧迫感・呼吸が浅い・不安感・寝つきの悪さ胸部脊柱起立筋
中下部胸椎 T6-T12消化器の交感胃もたれ・食欲不振・便秘/下痢・みぞおちの不快・背部のだるさ横隔膜(C3-C5・呼吸の浅さ)
仙骨 S2-S4骨盤内臓の副交感。仙骨AIあり=副交感低下=交感優位の根拠便秘・頻尿/尿漏れ・生理関連の不調・下腹部や殿部の冷え・骨盤内のだるさ梨状筋(仙骨副交感の近接)
🔬
あわせてアトラス×骨盤・仙骨AIを確認。「胸椎が硬い」「後頭下筋・横隔膜が張っている」と分かれば、見えない自律神経が触診所見に変わります。
STEP 3|アプローチ:基本は「副交感を活性化」、副交感優位型だけ例外
🧭
大原則:カイロは交感/副交感を直接上げ下げするのではなく、サブラクを取り除いて神経伝達を整え、身体が自分でバランスを取り戻す(イネイト)のを助ける。
王道(大多数):現代の患者の多くは交感優位後頭骨-C1で副交感(迷走神経)を活性化すれば、高ぶった交感が相対的に鎮まり正常化する(=シーソーで副交感トーンが上がる)。まずはこれが基本。
例外(少数):明らかに活動性が落ちた副交感優位型だけ、固まった胸椎(交感のホーム)を動かして活動側を引き上げる。これも「無理に交感を上げる」のではなく調整域に戻すこと。
🔥
交感優位 → 副交感を賦活(鎮める)
① 後頭骨-C1のソフトアジャスト(迷走神経活性化)
② 後頭下筋群・横隔膜のリリース+胸椎の調整
③ 4-7-8呼吸法の指導(吐く息を長く)
④ 睡眠衛生・カフェイン制限
❄️
副交感優位 → 交感を賦活(引き上げる)
① 上部胸椎 T1-T5 のアジャスト(交感賦活)
② 頸胸移行部 C7-T1 の調整+胸郭モビライゼーション
③ 朝の光浴・軽い有酸素運動・規則正しい生活
混在・変動 → 方向を決めず「整える力」を取り戻す
揺れる=自律神経の調整機能そのものが不安定。どちらか一方に強く振る賦活はせず、サブラクを取り除いて身体が自分でバランスを取り戻す(イネイト)のを助ける。
順番:① アトラス×骨盤(体軸)→ ② 後頭骨-C1で副交感の土台=ベースラインを安定(揺れる人は根底に交感の高ぶりが多い)→ ③ 胸椎・肋椎・横隔膜の固着解除(緩める)→ ④ 仙骨AIあれば仙骨で骨盤副交感を回復。
呼吸(横隔膜)を必ず併用=自律神経に随意で介入できる唯一の窓口。吐く息を長く。
やり方:ソフト・少なめで1回に大きく動かさない(反応が出やすい)/睡眠・食事・運動の生活リズムを必ず併走
経過で再評価:通ううちに交感優位/副交感優位のパターンが見えたら、その時点でメインの方向を1つに寄せる
🔁
「両方アプローチしてOK?」「順番は?」
賦活(交感を上げる)と鎮静(副交感を上げる)を、同じ人に強く同時にやるのはNG。逆向きの刺激でどちらにも振れず、だるさ・不調が出ることも。特に交感優位の人に強い賦活=火に油。主たる方向は1つに決める
・ただし「副交感を上げる+固まった胸椎・肋椎の固着解除」は逆向きではないので併用OK(固着解除=交感を上げる操作ではなく、サブラクを取り除いて自己調整を助ける)。
・順番は「交感→副交感」ではなく 鎮めてから整える①アトラス×骨盤 → ②後頭骨-C1(副交感の土台)→ ③胸椎・肋椎・横隔膜の固着解除 → ④仙骨
・初回・敏感な人ほどソフト・少なめにして反応を見る。
⚠️
安全・鑑別(必ず伝える):強い動悸・胸痛・体重減少・進行する神経症状・しびれの増悪などは、自律神経で片付けず医療機関の受診を勧める。当院は「整える」役割であり、診断ではない。
🧩 実地で使う
🧠
⑨ 自律神経 すり合わせツール
患者症状→交感/副交感を推定し、先生の所見とすり合わせ。PREP説明まで自動生成。
🦴
カイロプラクティック理論
後頭骨-C1・仙骨・脊椎レベルとアジャストの基礎。
🩺
症状判定フロー
主訴カード「⑨自律神経」からツールを開く。
👣
教え方のコツ:単独で教えず「頸部・胸椎評価の応用」として教える/⑨ツールで1症例を入力→すり合わせ→PREP説明まで通す/ロールプレイで「問診→タイプ仕分け→該当脊椎の可動性チェック」を反復。6ヶ月育成ではフェーズ2(3〜4ヶ月)相当。
私たちの理念 | OUR PHILOSOPHY
Root capの理念
私たちがこの世にある理由 — Why we exist
自信と誇りを持った Navigator が、
一人ひとりの体と人生に寄り添い、
自らの力で羽ばたける社会を創る。
Root cap ビジョン2031 | Navigate, Empower, Fly.
私たちの現在地
📍
2026年、2店舗。私たちはまだ始まったばかり。しかし、この場所から世界は変えられると信じている。
私たちの文化|Navigator
Root capには、同志だけが交わせる挨拶がある。拳を合わせるその瞬間に、同じ志、同じ誇り、同じ覚悟が宿る。
— それが Root cap の Navigator だ
🧭
【Navigatorとは】「Navigate」とは、導くことだ。顧客のゴールを示し、寄り添い、自立させ、夢と可能性をひらく。同じ志を持つ同志として、共に成長し続ける存在。それがRoot capのNavigatorだ。
Root capの本質
1
痛みを取る
→ 当たり前
2
体を理解させる
→ 自分の体を知る
3
自立させる
→ 自分で治せるように
4
一生涯寄り添う
→ いつでも戻れる場所
5
夢・可能性をひらく
→ 羽ばたく先がある
6
therapist が誇れる仕事
→ 業界を変える
Root capが生み出す循環
🔄
痛みから解放 → 体を自分で理解 → 自立できる → 限界を超えたときはいつでも戻れる → 一生涯寄り添う → 夢・可能性を広げる → 治療者自身が輝ける仕組みへ
Navigate, Empower, Fly.
— Root cap ビジョン2031
🎬 ビジョン2031 ― 情景で描く未来
💡
理念・ビジョンは「情景が浮かぶほど具体的に」描くほど伝わる。以下は2031年のRoot capを、一日の場面として言語化したもの。
Root capは2031年、この沿線に10店舗を構え、35名のNavigatorが働き、1日500人の人が通う院になっている。人々がここに来るのは「痛みを取りに来る場所」だからではなく、「自分の身体を知る場所」だからだ。治療家(therapist)が「あの院で働きたい」と憧れ、入社希望者が順番待ちをする。長時間労働も安い給与もない。ここで働くスタッフは、自分の仕事を家族や友人に胸を張って自慢している。
— 全体像
迎える瞬間

扉が開く。おしゃれな院内は常に隅々まで清掃が行き届き、患者様がリラックスできる、ゆったりとした60〜80BPMのR&Bが静かに流れている。院内にいる全てのNavigatorは、その人が初診であろうと10年通う常連であろうと関係なく、顔を見た瞬間に「〇〇さん、こんにちは」と名前を呼び、最高の笑顔で迎える。患者様はここで初めて、自分が大勢の中の一人ではなく、名前を持った一人の人間として待たれていたことに気づく。来院した瞬間そのものが、小さな感動として記憶に残りはじめる。

連携の風景

院の中では、無駄のない動きが静かに、途切れなく続いている。誰が問診し、誰が施術しても、スタッフ全員が同じ患者情報を共有し、引き継ぎに迷いがない。「次は〇〇さんを2番ベッドへ」――指示を出すNavigatorがいて、それを受けたNavigatorは受け身にならず、気持ちのよい、心地よい返事で応える。指示役が立て込んでいるときは、受け手側が指示を待つのではなく、自分から「次、何をしましょうか」と仰ぎにいく。誰も止まらない。この流れるようなオペレーションを目の当たりにした患者様は、施術の前に、まずそのチームの動きに驚き、感動する。

施術の風景

ある患者様は、3ヶ月前まで「肩が痛い、治療してほしい」と来ていた。今、その人はベッドの上でNavigatorに自分の言葉でこう話す。「先生に教わった通り、椅子を変えて朝の動きを変えたら、痛みが出る前に自分で気づけるようになった」。Navigatorは痛みを取る。それは当たり前。その先で、患者様が自分の体を理解し、自らの力で前進していく姿を見届ける。これがRoot capの一回の施術だ。

見送る瞬間

帰り際、患者様の心に残っているのは、受けた治療の確かさと、最後まで向けられたスタッフの笑顔だ。「ここに来てよかった」「また来たい」――そう思いながら扉を出ていく。その印象が、次の来院を、そして一生涯の付き合いを連れてくる。

Navigatorの姿

入社6ヶ月のNavigatorは、問診から評価、施術、PREPでの説明、次回計画までを一人で回しきる。理念もビジョン2031もCredoも、暗記した言葉ではなく自分の体験として語れる。先輩には「教える義務」があり、後輩には「教わる権利」がある。誰かが成長すれば、全員がそれを自分のことのように喜ぶ。知識があり、技術があり、常に笑顔でかっこいい――そんなNavigatorが35名集まり、互いに高め合っている。

人としての成長

ここで数年を過ごしたNavigatorは、技術が高いだけの人間ではない。患者様の小さな表情の変化に気づき、言葉にならない不安を先に汲み取れる人になっている。後輩が失敗したときも、原因を見極めて次の一手を導く問題解決力を備えている。仲間の成長を、競争相手の前進としてではなく、自分の喜びとして受け取れる。

入社したころは自分の施術で精一杯だった人が、今は院全体を見渡し、誰かが立て込んでいればすっと手を貸している。指示を待つのではなく、自分で状況を読んで動ける。家に帰れば、家族に「今日こんな患者様が自分の体を取り戻していった」と誇らしげに話す。長く働くほど人生が豊かになっていく――そういう生き方のモデルになっている。

やがて彼ら彼女らは、自分が新しい店舗を任され、後進を育てる側に回る。かつて先輩から「教わる権利」を存分に使った人が、今度は「教える義務」を喜びとして引き受けている。Root capで育つということは、優れた治療家になることであると同時に、誰かの人生を預かるにふさわしい、誠実で器の大きい一人の人間になることを意味している。

一生涯の寄り添い

Root capを「卒業」した人も、人生の節目――産後、更年期、年齢を重ねて体が変わるとき――にいつでも戻ってこられる。痛みから解放され、体を自分で理解し、自立し、限界を超えたときはまた戻れる。その循環の真ん中に、確かな技術 × 丁寧な説明 × 一生涯の寄り添いで支える「一生涯のホームドクター」がいる。Navigate(導き)、Empower(力を与え)、Fly(羽ばたかせる)。

Navigate, Empower, Fly.
— Root cap ビジョン2031(情景版)
私たちの理念 | MISSION・VISION・VALUES
Mission Vision Values
理念を日常で使える3層に整理した言葉
Mission|私たちが創る未来(使命)
痛み・悩みを取ることは当たり前。
私たちが目指すのは、その先だ。
WHAT WE DO | 自らの力で人生を動かせる体へ
🎯
確かな技術と誠実な言葉で体を整え、患者自身が自分の体を理解し、自らの力で人生を動かせるようになること。そして許容を超えたとき、いつでも戻ってこられる場所であり続けること。それが私たちの使命であり、誇りだ。
The 3 Axes|3つの軸
治す
HEAL
痛みを取り、自分で治せる体へ
鍛える
BUILD
より動ける・強い体をつくる
魅せる
SHINE
より軽く・美しくをつくる
🧭
治す → 鍛える → 魅せる | 入口は「治す」、その先に「鍛える」「魅せる」という羽ばたく先がある
Vision|5年後の景色(2031)
2031年、田園都市線沿いに10店舗。
WHERE WE ARE GOING | 二子新地から始まった小さな誇りが、沿線に根を張り、地域の人々の人生を変えていく
5億円
SALES
売上:年間5億円
1億円
PROFIT
利益:1億円
120万円
PRODUCTIVITY
一人当たり生産性:120万円
35名
NAVIGATORS
スタッフ数:35名
Values|Navigatorが大切にする価値観
成長
GROWTH
現状維持は後退を意味する。成長意欲が高く、技術と人間性の両方を兼ね備えた集団である。
誇り
PRIDE
Root capを通じて家族や友人に自慢できる仕事をしている。
貢献
CONTRIBUTION
地域貢献を使命とし、日々の施術・治療を通じて人々の夢や可能性を広げている。
組織・教育体制
🏛️
確かな技術 × 丁寧な説明 × 一生涯の寄り添い。この三位一体で一生涯のホームドクターを実現する。再現性の高いマニュアルを整備し、誰でも同じ品質を提供できる仕組みを構築。理念・ビジョンを家族や友人にも語れるレベルまで浸透させる。
コアの木(KOANOKI)|Root capが地域に届けるブランド
🌳
地域の身体の悩みや痛みを抱える人々に対して、感動を与え、顧客自身(お客様)が夢と可能性を感じ、前進し続けられる場所を提供する。
1
即知性
痛み・悩みからの解放・身体への気づき
2
教育
自分の体を知る
3
自立
自分で治せるようになる
4
進化
自分の体をさらに高める
5
伴走
自立した後も、いつでも戻れる場所であり続ける
【コアの木が選ばれる理由】どの患者様も、チーム全員で迎える。一人ひとりに対してNavigator全員が連携し、最高の施術を届ける。痛み・悩みを改善することを「当たり前」とし、その先の未来へ夢や可能性を期待させる。一生涯のホームNavigatorとしてお客様に寄り添い続ける。院内の雰囲気・空間・音楽にこだわったオシャレで温かみある環境。
地域への約束
二子新地から田園都市線へ。ここを訪れるすべての人が安心して通える場所を広げ、自信と誇りを持った Navigator が、一人ひとりの体と人生に寄り添い、自らの力で羽ばたける社会を創る。
— Navigate, Empower, Fly.
私たちの理念 | OUR PROMISE TO PATIENTS
患者様への6つの約束
治療を、感動と驚きの体験に。
OUR PROMISE | 痛みが取れる、その先の体験を提供する
🤝
Root capに来てくださる患者様に、私たちは『治療』だけでなく『感動』と『驚き』を提供したい。『こんな整骨院があるのか』『ここに通って良かった』と心から思っていただけるかどうか。そのために私たちが約束する6つのことを、以下に言語化します。
1
因果関係で説明する治療
『どこが』『なぜ』『どうすれば良くなるか』を、必ず患者様に分かる言葉で説明します。施術者ごとに違うことを言わない。Root capメソッド(骨格・筋肉・神経の3軸)で統一された答えを提供します。
2
その場で「驚き」を実感していただく
施術前のNRS痛み10が、施術後には1〜3まで下がる体験を、初回から提供することを基本とします。『たった1回でここまで変わるの?』という驚きこそが、Root capの治療の入口です。改善実感のない治療は、私たちの基準では『治療』ではありません。
3
セルフケアまでお伝えする
患者様自身が自分の身体を理解し、自分でケアできる状態を目指します。通い続けていただくためではなく、卒業していただくために治療します。それでも難しい部分はRoot capが支えます。
4
通うこと自体が「感動」になる接遇
受付から見送りまで、患者様を『お客様』として丁寧にお迎えします。Root capに来院いただいた時間そのものが、小さな『感動』として記憶に残るような接遇を目指します。私たちは医療従事者である前に、ホスピタリティーの心構えを持ちます。
5
清潔で心地よい環境
ベッド・カーテン・院内空間を常に整え、患者様が『また来たい』と感じる空間を維持します。整理整頓は、技術の前提条件です。
6
学び続けるプロからの治療
私たちは現状維持しません。日々学び、技術を磨き続けるプロフェッショナルが、患者様の治療にあたります。『1年前と同じ』治療は、Root capでは存在しません。来院のたびに、進化したRoot capから次の驚きを提供し続けます。
💫
私たちが目指すのは、『治った』を超えた体験。『また会いたい』『誰かを連れて来たい』と心から思っていただける時間を、毎回の来院でつくる。痛みが取れて、初めて本当の感動が始まります。
私たちの理念 | OUR PROMISE TO STAFF
スタッフへの6つの約束
なぜRoot capで働く意味があるのか
OUR PROMISE TO STAFF
💚
患者様への約束は、それを提供するスタッフがいてはじめて成立します。だからRoot capは、スタッフに対しても明確な約束をします。『自信と誇りを持ったNavigatorが、一人ひとりの体と人生に寄り添い、自らの力で羽ばたける社会を創る』という理念は、スタッフ一人ひとりにも向けられた言葉だからです。
1
成長機会
Root capで働く期間が長くなるほど、プロとしての実力と人としての厚みが増していく。スキルマップ・認定制度・OJTを通じて、業界の第一線で誇りを持って活躍できる一生モノの力を、Root capで仲間と共に育てていきます。
2
処遇
業界平均を上回る給与水準を目指します。等級が上がれば、給与は確実に上がります。曖昧な人柄評価ではなく、観察可能な行動とKPIで評価します。
3
時間
長時間労働を当たり前にしません。患者様への手抜きはせず、業務効率を磨いてプライベートの時間も大切にできる職場であり続けます。
4
挑戦
「やりたい」と手を挙げれば、機会を提供します。新しいセミナーへの参加、新店舗の立ち上げ、院長候補としての育成。挑戦したい人には扉が開きます。
5
仲間
ライバルではなく仲間として支え合うチームを作ります。先輩は後輩を本気で育て、後輩は先輩を本気で尊敬する。そんな関係性を大切にします。
6
誇り
Root capで働いていることを、家族や友人に胸を張って言える職場にします。整骨院業界全体を変えていく主役の一員であることに、誇りを持ってください。
💡
約束は、お互いに果たし合うものです。Root cap側が一方的に与えるものではありません。スタッフ側にも『成長し続ける』『仲間を大切にする』『理念を体現する』という、約束に応える責任があります。お互いが約束を守り合って、初めて意味を持ちます。
私たちの理念 | ROOT CAP CREDO
Root cap Credo
日々の判断に使う10の行動規範
ROOT CAP CREDO
📜
理念は『北極星』のように遠くにあるもの。日々の判断に使えるよう、具体的な行動レベルに落としたものが『クレド』です。Root capでは以下10項目をCredoとして定めます。迷ったときは、必ずこれに立ち返ってください。
相手の期待を超える
患者様・仲間が求める一歩先を返す。「ここまでやってくれるのか」という驚きと感動が、信頼とリピートを生む。
聞く時間を、話す時間より長く取る(傾聴力が高い)
問診の主役は患者様、1on1の主役は部下。私たちはまず聞く。指示や助言はその後。
自立を支え、その先へ導く
痛みを取るのは当たり前。患者様が自分の体を理解し、セルフケアで自ら前進できるよう導く。それがNavigate=導きの本質。
根拠を語れるプロであり続ける
骨格・筋肉・神経、検査と治療の根拠を自分の言葉で説明できる。曖昧さではなく確かな知識で患者様を安心させる。
分からないままにせず、問題解決のプロになっている
「分からない」で止めない。調べ、人に聞き、仮説を立てて検証する。患者様の不調も組織の課題も、解決まで導くのがプロ。
学び、挑戦し、成長を止めない
毎日ひとつ昨日と違うことを学び、試す。できない理由より、やってみる一手を選ぶ。失敗は責めず、次への学びに変える。
整理整頓を当たり前に
ベッド・カーテン・受付。乱れた環境では、乱れた治療しかできない。最初に整える、最後に戻す。
全員がリーダー。期限と状態を明確にする
患者様には「いつまでに・どんな状態を目指すか」を必ず言葉にする。仲間には進捗と遅れを、聞かれる前に自分から伝える。担当を持つ以上、その領域のリーダーは自分。期限と状態をはっきりさせる人が、信頼をつくる。
仲間の成長を、自分の成長と同じくらい喜ぶ
ライバルではなく仲間。知識や経験は惜しみなく分かち合い、学びたい人をみんなで支える。お互いの成長を本気で応援する。
『憧れる仕事』を体現する
院の外でも、Root capのスタッフとして見られている。SNS・私生活・周囲との接し方。すべてが『憧れる職業』の表現である。
🔧 Credoは「唱和」ではなく「仕組み」で浸透させる
💡
暗記・唱和ではなく、日々の業務の中でCredoが自然に使われる仕組みを回すことで、行動と理解として定着させます。
1
施術チェックリストに紐付ける(毎施術)
施術チェックリストの各項目はCredoと対応済み。1回ごとにチェックすることで、Credoが「覚える言葉」ではなく「やる行動」になる。 ▶ 施術チェックリスト
2
新人育成ロードマップに組み込む
6ヶ月育成のフェーズごとに「体現できているCredo」を確認。理念→行動の橋渡しとして使う。 ▶ 新人ガイド
🎯
ねらいは「言える」ではなく「できる・説明できる」。Credoが評価・振り返り・チェックリストに埋め込まれていれば、唱和しなくても日々の判断に表れます。
産前の延長が、産後。
妊娠中期(15週〜)→ 産後1ヶ月検診後 → 産後12ヶ月まで。長いお付き合いで「戻る体」を一緒に作る。
🔬
Root cap理論との接続:大切なのは体重を落とすことではなく、「体の使い方」を変えること。産後の不調・体型崩れも、痛む場所や気になる場所そのものが原因ではありません。真犯人は土台=骨盤の変位と短縮筋・サブラクセーション。痛む場所=結果(伸張固定)、原因は反対側・上流の短縮筋というRCの大原則がそのまま当てはまります。骨盤を整え、正しい姿勢と動き方を身につければ、自然と体型は整っていきます。
なぜ産後の体は「自然には戻らない」のか
📌
「産後、戻るか不安」「1人目で戻らなかった」「すでに腰痛・肩こりがつらい」「何をすればいいかわからない」——これらはすべて同じ原因です。骨盤・姿勢・代謝の崩れ。戻る人と戻らない人の差は、才能ではなく準備と過ごし方で決まります。
🧬 主役ホルモン:リラキシンの経時変化

リラキシンは卵巣・胎盤・子宮から分泌され、恥骨結合・骨盤まわりの靱帯・関節を緩めて、赤ちゃんが産道をスムーズに通れるように働きます。緩い=整えやすいが不安定でもある、という両面を理解して施術強度を選びます。

時期リラキシン分泌量臨床的な意味(RC視点)
妊娠初期〜中期関節が最も緩い。マタニティーはソフト施術が必須(強矯正禁忌)。整えやすいが不安定。
出産後〜産後6ヶ月ゴールデンタイム。緩さが残り矯正効果が最も高い。骨盤を正位へ誘導しやすい。
産後7〜12ヶ月仙腸関節・靱帯の固定が始まる。崩れた位置で固まる前に整えるべき時期。
🦴
妊娠中の仙腸関節:不安定性が増し、左右差が出て、1〜3mm前後の動揺性が生じます。恥骨結合は生理的に3〜5mm開く。RCでは、この左右差・骨盤ユニット(R+/L+/R-/L-)・仙骨AIを評価し、原因側を一側に収束させてアプローチします。
🤰 妊娠中、体はこう変わる
🦴
骨盤が開く
リラキシンで靱帯が緩み、出産に向けて開く
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関節がゆるむ
仙腸関節・恥骨結合の動揺性が増す
🧍
姿勢が崩れる
お腹の重みで重心が前へ → 反り腰・猫背
🧠
ホルモン&自律神経の乱れ
代謝低下・浮腫みやすい体へ
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RCの上行・連鎖で読む:お腹の重み → 骨盤前傾 → 腰椎前弯の増強(腸腰筋・脊柱起立筋の短縮)。バランス代償で上半身後傾 → 頭部前方変位・巻き肩(大胸筋・小胸筋・後頭下筋群の短縮)。「反り腰・猫背」は結果であり、真犯人は前面の短縮筋。痛む腰や張る肩ではなく、短縮側を緩め骨盤を正位へ戻すのがRCの順序です。
🧠 自律神経 × 妊娠・産後
🌱
子宮・卵巣の機能は脳の視床下部にあり、自律神経によってコントロールされています。マタニティー整体・産後ケアでママの不調を改善することは、胎児の発育・産後の回復にも関わります。RCでは後頭骨-C1(迷走神経=副交感)仙骨S2-S4(骨盤副交感)を要として整え、上部胸椎(交感)とのバランスを取ります。→ 詳細は「⑨自律神経すり合わせツール」と連動。
▶ 自律神経(症状の仕分け→脊椎→アプローチ)
✅ マタニティー期にやること(3本柱)
1
骨盤調整
仙腸関節・恥骨結合の不安定性をソフトに整える。骨盤ユニット・仙骨AI・左右差を評価。High-Velocity矯正は禁忌、側臥位中心のモビライゼーション。
2
姿勢(肩甲骨・肋骨)
巻き肩・猫背・肋骨の動きを整える。大胸筋・小胸筋・肩甲挙筋など前面の短縮筋をリリースし、菱形筋・僧帽筋中部の促通で胸郭を開く。
3
呼吸(横隔膜・C3-5)
横隔膜(横隔神経C3-5)の動きを回復。呼吸が浅くなりがちな妊娠中に、インナーユニットの「天井」を整え、自律神経バランスにも作用させる。
⚠️
マタニティー絶対禁忌・回避:切迫流産・切迫早産/前置胎盤・胎盤剥離兆候/妊娠高血圧症候群(重症)では施術不可・産科受診。腹臥位・伏臥位/High-Velocity矯正/強圧マッサージ/特定経穴(合谷・三陰交・肩井)/長時間仰臥位(仰臥位低血圧症候群)は回避。母子手帳・かかりつけ産科医の許可を必ず確認。
🚼 出産直後(ダメージ状態)
🛑
出産後の体はダメージ状態。ここで無理をすると戻りません。やりがちな失敗=① 自己流ダイエット ② すぐ運動(特にジャンプ系はNG=緩んだ骨盤底筋に負荷) ③ 過度な食事制限。まずは休養とインナーユニットのごく軽い再教育から。
⏳ 産後ゴールデンタイム(1〜6ヶ月が勝負)
産後1〜6ヶ月が、一番変わる時期。
※自然分娩は1ヶ月検診後から / ※帝王切開は2ヶ月後(創部回復・痛み消失を確認)
6ヶ月以降はリラキシンの分泌が減少し、仙腸関節・靱帯の固定が始まります。崩れた位置で固まる前に——だから早めが重要。グランド整備と同じで、地面が柔らかいうちに整える。
この3つで変わる
1
骨盤ケア
開いた骨盤・左右差・仙腸関節を正位へ。RC=原因側を一側に収束させ、短縮筋アプローチ+椎骨アジャストの二本立て。
2
姿勢改善(肋骨・胸郭)
抱っこ・授乳で固まる胸郭・巻き肩を整える。前面短縮のリリースと後面の促通。
3
インナー強化
骨盤底筋・横隔膜・多裂筋・腹横筋=インナーユニットの機能回復。これが産後矯正のキー。
🧩 インナーユニットの解剖と神経支配

腹腔を箱のように囲む4つの筋。神経支配=サブラクセーションの候補レベルとして読みます(RCの「短縮筋→支配神経→サブラク」の流れ)。

位置神経支配(サブラク候補)
天井横隔膜横隔神経 C3〜C5
後面多裂筋脊髄神経後枝(C3〜S3/胸神経・腰神経の後枝)
横〜正面腹横筋肋間神経 T7〜T12/腸骨下腹神経 T12・L1/腸骨鼠径神経 L1
骨盤底筋(ペリネ)陰部神経 S2〜S4
🌸 骨盤底筋(ペリネ)
🌸
ペリネ=フランス語で会陰部(ギリシャ語で「神殿の周辺」)。ハンモック状に子宮・膀胱・直腸を支えるインナーマッスルで、深層・中間層・表層の三層構造。排便・排尿のコントロールや姿勢維持に働きます。陰部神経S2-S4支配の横紋筋(随意筋)=肛門挙筋・会陰筋群で構成され、尿道・膣・肛門の閉鎖と骨盤臓器の支持を担い、意識的に収縮・弛緩できます。フランスでは「キネ」という産後ケア専門職が骨盤底筋リハビリを担うほど重視されています。
骨盤底筋の回復が遅い例(リスク評価)
妊娠中の胎児が3500g以上
出産歴が3名以上
双子での出産
産後すぐ無理なダイエットを始めた
大腿軸内旋が大きい
妊娠前から運動習慣がない・筋力不足
🔬
RC視点:「大腿軸内旋が大きい」は、RCの上行性連鎖(足部回内→下腿内旋→大腿内旋→骨盤前傾)と一致。骨盤底筋単独ではなく、足部・膝・骨盤のアライメントまで含めて評価・指導します。
🪜 正しい順番で整える(美ボディへの近道)
1
妊娠中 → 整える
崩れを最小化し、産後の土台を準備する(マタニティー矯正)。
2
産後 → 回復
リハビリ=マイナスをゼロへ。ダメージからの立て直し。
3
回復 → 改善
ゼロから前進。骨盤・姿勢・インナーを積み上げる。
4
改善 → 定着
授かる前以上の身体造りへ。体の使い方として定着させる。
🌳 「産後は生涯、産後」— 一生涯のホームドクターへ
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ママであると同時に、1人の女性。産後の体づくりは更年期障害ロコモティブシンドローム(運動器の障害で立つ・歩くの移動機能が低下した状態)まで見据えた長い旅です。できる時に、できることを積み重ねる。これはRoot capのビジョン——「確かな技術 × 丁寧な説明 × 一生涯の寄り添い」で一生涯のホームドクターを実現する——とそのまま重なります。
大切なのは体重を落とすことではない。「体の使い方」を変えること。正しい姿勢と動き方を身につければ、自然と体型は整っていく。
— 産前・産後ケアの本質
🧩 対話型すり合わせツール(実地用)
🤰
⑪ マタニティー矯正
妊娠週数・禁忌を最優先に安全判定。側臥位ソフト中心。
👶
⑩ 産後矯正
産後経過で禁忌・適期を判定。骨盤×インナーユニット。
🧠
⑨ 自律神経
交感/副交感のバランス評価。後頭骨C1・仙骨。
※ カードをクリックすると症状判定フローの画面内で対話型ツールが開きます(⑨〜⑪と同じツール)。